縄文土器の静と動@富山県埋蔵文化財センター
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投稿日 | 2010年11月20日 01:09 |
ただいま開催中で、
12/2までやっている、展覧会です。
ゆこもりが、博物館に行くのは珍しいのですが、
ちょうど、縄文土器のことを
ツラツラ考えることが、多かったので、
見てきました~!
むか~し、昔は、学校で課外学習でいったかも。
縄文土器ばかりだけを、
改めて見たのは、初めて、かな。
特別展と銘打ってあるだけあり、
全国から、代表的な土器が集まっていました!
しか~も!入場無料という太っ腹。
超有名な新潟にあった
道尻手(どうじって)遺跡の火焔土器までありました~。
必ず教科書に載っているやつですよね。
高さが60センチくらいもあって、
大きいんですよ~。
岡本太郎が、感動したとか、
いろんな人が少なからず影響を受けただけあり、
いや、本当に素晴らしい”作品”です。
こういうものを見るといつも思うのですが、
人間って、果たして進歩しているんですかね?
あんなすごいものを
縄文時代に既に作っていて、
しかもそれは、縄文時代でも
一時期だけだったそうです。
ぱっと夜空に咲いた花火のような。
以前、企画展をしてくれた畑中篤さんが、
新潟までわざわざ見に行ったというのも
頷けます、うんうん。
他にも、釣手土器という
ぶら下げる形のものや、
有孔鍔付土器という
口の周りに穴が開いていて、
どうやら紐を通して、ふたをするらしいものなど、
ほんと、目からうろこでした。
あと、縄文土器の中でも、
火焔土器のような
デコラティブなものから、
弥生土器にも似た
シンプルなカタチのものまであるんですね。
確かに、タイトル通り、静と動です。
日本人の中には、
縄文土器と弥生土器の
大きく分けて二系統の”大河”が流れていると思っていて、
例えば、すっごい誤解を恐れずに言うと
クラフトなどでも、
ゆこもり好みは、どちらかというと”縄文”。
最近流行の白、黒、おしゃれさんは”弥生”、、、かな。
勿論、パッカリ分けられる訳ではないので、
お含みおきを。。。
ちょっと、余談が過ぎましたが、
いまさらながら、見て良かった展覧会でした。
”富山県埋蔵文化財センター”
http://www.pref.toyama.jp/branches/3041/top.HTM
縄文土器の実物ははるか昔に観た以来。いいな〜観てみたいな〜