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イベント訪問レポート
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デザインフェスタ
1992 0 1 0

毎度のことながら、メモ書き程度に記録。
メインに貼ってある画像は購入物。下段の画像は、印象に凝ったブース風景。…というかこの画像貼るシステムわかりづらいし文中で言及しにくいから何とかなんないかな。

気を取り直して。
肌感覚として、5年くらい前に比べると多少なり敷居が下がっているような気がする。
身近になった分だけ玉石混交ぶりが強くなっていて、まあ良くも悪くもといったところ。
気のせいかもしれないが、ことさら「商品」的な出品物が少なかったようにも思えた。
一方で手芸的な出品は多くなっている感じを受ける。若干フリマ寄りになってきているのかもしれない。青空フリマの類にも出ている方は多いようだし。

以下、気になったブース。基本的に革製品とアクセサリーに知見が特化しているので、それ以外はあまり余計な言及は控える。余計なこと言って失礼になるのは本意でないし。

A282ブース(屋号不明)
バッグ。渋い作りで個性あり。既製ラインナップというよりある革で作るタイプの様子。謎のままだったので次に見かけたときにはもっと探ってみよう。

B50ブース(屋号なし)
バッグ。ハギレを使ったりランダムなカットだったり面白い。素材は無骨なヌメが多いが、ホースレザーのショルダーバッグを購入。生傷が雰囲気あるし、なにより生前の焼印が入っているところが気に入った。
二日目に再訪して屋号を尋ねたところ、完全に趣味でやっているクラフトを出品しているだけという。ちょっとびっくり。

山本製陶所 http://amba.to/eirUYm
クリマで見た時はデフォルメのきついスカルのみだったが、今回はイケメンスカルや細工の細かい物が多くあった。

丸岡和吾さん
髑髏の焼き物。灰皿?鉢?結構精巧で格好良い。

ネオバタフライ http://neobutterfly.cool.ne.jp/
IL GRANO http://il-grano.com/
いずれも革製品で、以前もチェックした出展者。センス、商品としての完成度が一歩抜けている。
順調にステップアップしてほしいな、と思う。
ネオバタフライのベルトを購入。その場で長さ詰め。むら染めが凝っている。真鍮バックルも良い。
IL GRANOはいつか商品欲しいな…靴もカバンも凝ったつくりをしていて他にない物がある。

GUM-A-MAMA http://gum-a-mama.com/
植物なめしの馬革にこだわるという姿勢は独創的。
デザイン的には、カスタムしてなんぼかな。
ラッカー仕上げはアメリカンライダースを踏襲しているのだろうけど、折角のヌメの銀面を殺してしまうようで個人的にはちょっと…

SKULL!SKULL!SKULL!
生物学的な方向性でのスカルをテーマにした合同展示。なかなか興味深い。写実的な人骨の絵入り麻袋を買う。

レストア http://www.restore-created.com/
プロのフィギュア原型師の個人的な展開。若いのにすごい精度。
スカルのプラスチックフィギュアが写実的ですごい。もっとウエットな素材だともっといいんだけど。まあ、買ったけど。
一方でコミカルなデフォルメも上手だし、本当に実力のある人なんだろうと思う。


ここからシルバーアクセまとめ
STRANGE FREAKなど、プロの一線で活躍しているブランドが出展。これを機に一つのクリエーティブとしてもっと認知が広がることを期待したいが、一方で未知の新鋭の姿が見えず、若手クリエイターの勢いが衰えている感も。
地金高騰、シルバーブームの終焉など逆風の吹く市場状況がもろに出た格好。

ストフリのフィギュアを購入。こうした手に取りやすいアイコンを足掛かりにクリエーションを見せて行くことは大事なことだ。
アビリティノーマル、デュアルフロウも共同で出展。同じく合同ブースのレギオメイドはメインアイテムの印象でもっと痛いブランドかと思っていたが、思いのほか繊細で真面目なものづくりに感心。同じくスカレンジャー、ノーマークだったが写実スカルはかなり高精度。
J.Oはレザーを用いた小物を投入。雰囲気に統一感が合って良い。いよいよブランドが確立されてきた。
意外なところでファンクアウツも出展。
若手の所ではHeavenly Fateは少し見守ってみようかな、と思ったが全体的にはさびしい状況。

STRANGE FREAK http://www.stfreak.com/
Ability Normal http://www.abilitynormal.com/
Dual Flow http://www.dual-flow.com/
LegioMade http://legiomade.jugem.jp/
SKURANGER http://www.skuranger.com/
J.O http://www.h7.dion.ne.jp/~j.o/
FUNKOUTS http://www.funkouts.com/

アクセサリー周りはシルバーがこうなっている一方、手芸的なビーズクラフトや手作りのコスチュームジュエリーが増えており、場の雰囲気を「女性的」と感じる所以はこの辺りにあるように思う。
こうした文化も勿論尊重していきたいが、プロダクトとしてのジュエリーも負けずに頑張ってほしい。


平面系では目を引くのは見知った方ばかりなので見憶えがある絵ばかりだった印象。
まあ、僕が毎回来ているからそう思うだけなので、別に問題があるわけじゃないんだけど。
あまり深く言及しないが、趣味のイラストとしてもこれはちょっと、というような出展も見受けられるようなところがあり、まあいやなら見なければいいわけだし上手い下手を競う展覧会でもないんだから否定したいということじゃないが、複雑な気持ちになるところもなくはなかった。


余談。昔からビッグサイトの催事の楽しみにケバブがあるのだが、このところ出てくるケバブはチキンケバブなので、最近めっきり食べていない。(一応一度は試したが…)
旅行博の時はビーフの店が出ていた。ケバブイスタンブールに出てくんなとは言わないが、なんとかビーフを食わせてくれないものだろうか。

2010/12/17 08:48 投稿

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