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こんばんわ小川亜衣です。
写真は赤レンガ倉庫です。横浜の夜景は綺麗ですね。

今回は横浜美術館で開催中の「ドガ展」に行ってきました。

□横浜美術館
http://www.yaf.or.jp/yma/index.php


横浜というば、横浜トリエンナーレ通称「横トリ」。
2011年で4回目となる横トリの総合キュレーターは横浜美術館館長の逢坂恵理子さん。

□横浜トリエンナーレ2011
http://www.yokohamatriennale.jp/index.html


来年の夏に開催というのに配信されている情報の少なさが波乱の予感を感じさせてならない、来年の横トリ。隠し種があるのでしょうか?楽しみです。
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まず、ドガについて

□ドガ展
http://www.degas2010.com/


エドガー(エドガール)・ドガはフランスの印象派の画家。1834年7月19日-1917年9月27日


印象派というのは分かりやすく言えば絵画転換期のきっかけの時期なのかなぁ、と私は思っています。
マネから始まって(マネの前にクールベがきても良いかもしれません。)、ドガ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソときて現代。線が張れるような気がします。
文献を読み漁っているほど勉強をしていないので申し訳ないことにかなり大枠でしか理解していません。出版されている西洋美術史の本を読んでみて下されば幸いです。
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ドガ展について

まず人が多いです。
休日に行ったせいなのか、多くの観客に話声も多く集中して見れなかったので平日に行くことをお勧めします。

きっと、ゴッホ展のほうが多いのでしょう。

現在、ゴッホ展も六本木にある国立新美術館で開催中です。
次回の回顧展はいつになるか分からないのでお時間ある方は行かれてみて下さい。

□ゴッホ展
http://www.gogh-ten.jp/tokyo/




作品の中で目を引いたものは有名なバレリーナの絵画作品もそうですが、ドガが撮影した写真や版画作品でした。
美術作品は時代を語るものが多く、例えば建造物、衣服、生活風景、風景画、時代の空気や人、活躍していた多くの作家のポートレイトなど、作品を鑑賞すると同時に時代を窺える一つきっかけにもなるものもあります。
作品は歴史の参照人になり得るものです。加えて当時のゴシップ的な扱いの作品は鑑賞していて楽しいです。
今回もゴシップ作品がありました。是非探してみて下さい。


写真や版画などはドローイングに近い扱いをされていたので、作家の素に近いものもあり、私は当時のことを考えながら楽しく鑑賞できました。
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ドガ展を見ると美術館の所蔵作品も見れます。


今回ザザザっと見た限りで一番印象に残っているのはベーコンです。今ピンポイントに気になっていた作家なので偶然にも出会えた奇跡に感動しました。
そして日本画も良かったです。日本画学科の友人に日本画のことを聞いてみると、支持体は絹、絵具は顔料を膠で溶いたものを使用するそうです。
ちなみに油絵作品は、支持体は木枠にキャンバスを張ったものに油絵絵具などで描くのが普通です。が、現在の油絵学科はいわゆる「現代アート」を学ぶ学科になりつつあります。そのことについてもいつか書きたいです。
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ドガ展は今年の年末まで開催中です。
ゴッホと同様ドガの大きな回顧展はなかなか開催されません。
今回の展示はとても分かりやすい解説も付いています。横浜に行く機会があれば是非行かれてはいかがでしょう?

では。

小川亜衣

2010/11/28 03:05 投稿

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