中之条ビエンナーレ2011感想その2~伊参(いさま)エリア~
- カテゴリ
- イベント訪問レポート
- レビュー
- クチコミ情報
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
投稿者 | |
---|---|
投稿日 | 2011年09月16日 23:12 |
このブログで紹介するイベント
中之条ビエンナーレ 2011
二年に一度、四万・尻焼など多くの温泉郷を有する群馬県中之条町に、国内外から多くのアーティストが...
紹介されたイベントに関する他のブログ
中之条ビエンナーレ2011感想その5~...
さてさて、 群馬県中之条で10/2まで開催していた 中之条ビエンナーレ2011 ...
中之条ビエンナーレ2011感想その4~...
さてさて、 群馬県中之条で10/2まで開催中の 中之条ビエンナーレ2011 ...
中之条ビエンナーレ2011感想その3~...
さてさて、 群馬県中之条で10/2まで開催中の 中之条ビエンナーレ2011 ...
中之条ビエンナーレ2011感想その1~...
さてさて、 以前、ご紹介していた 群馬県中之条で10/2まで開催中の 中之...
さてさて、
群馬県中之条で10/2まで開催中の
中之条ビエンナーレ2011
報告その2です。
中之条伊勢町エリアから、
北上した地域 伊参(いさま)エリア。
ここは、このビエンナーレを満喫できるエリアです!
棚田の稲穂や山あいの風景が素敵!
会場も、雰囲気のある道の駅から、廃校になった小学校、
茅葺屋根の農家、すすきの原っぱ、
映画のスタジオに使われている建物まで。
会場が点在しているので、
辿り着くまでのアプローチも醍醐味です。
伊参エリアで、絶対はずさないで欲しいのは、
旧五反田学校の
”清岡正彦 風景の呼吸 2009-2011”
すごい物質量で、まず圧倒されました。
不思議な空間・空気感だったな~。
清岡さんは、一昨年の中之条ビエンナーレから
参加しているということもあり、2009のものも含め、
3つの教室を使って、旧五反田学校を完全に侵食してました。
あの土やコケ、水の質感は、面白いわー♪
それと、校舎近くの
”ユミソン+松島俊哉 哲学者の部屋”も
是非、諦めずに探し当ててくださいね(笑)
作品と直接は関係ないけど、
ゆこもりは、初めて自生?しているキウイを見ました♪
そして、伊参スタジオも是非!
映画で使われたセットが保存されていて、
今も映画やドラマで使われているそうです。
13人もの作家さんが展示しています。
”近藤美智子 I see a girl”は、
暗いですが、すぐに教室から出ずに、
じっくり見ていると、あることに気が付きます。
みんな、気づかずにスルーしていたので。
ヒントは、なんで、鏡に反転文字が書いてあるのか、です。
あと、大道公民館の
”大石麻央 「最後の晩餐」”は、独特でした~
以前もご紹介したように、
動物着ぐるみを使う作家さんはいるんですが、
人から動物に変わるだけで、
面白く、シュールな感じになるんですよねー。
別棟の”小野さやか 地面と地面の間のこと2”も
しっかりと空間を使っていたなー。
はかなく、風に揺れる感じは、
単純に”もの”を置いている作家が多い中、
動きがあって、よかったです。
やっぱり、何かしら頑張っていたり、
込めていることがわかるものは、
大変だろうなー、とかすごいなーとか、
感情移入しやすいからか、面白く感じます。
最後に、大道公民館のさらに先にある冨沢家住宅。
ここは、江戸時代の茅葺建築の中に、
4人の作家さんが展示していました。
4人だけど、どの作家さんも、
かなりの仕事量なので、とても見ごたえがあります。
特に、”伊藤隆之 「景色」”は、
作家さん本人が作った?ふすまに
中之条のありとあらゆる景色、風景を描いてあります。
作家さんは、学校の先生らしいのですが、
これだけの仕事量をこなすのは、
さそ大変だっただろうと思いました。
思わず一つ一つ見入ってしまいました。
これも、作家さんが
地道に中之条の”欠片”を探しているという
中之条密着の好例です。
こういうことによって、普段は見過ごすものを
再発見する一助になりますね。
四万温泉エリアに続きます♪
中之条ビエンナーレ2011 HP
http://www.bi-ku.com/nakanojo/index.html