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 パリで開催されている、美術館・ギャラリー・展示スペースでの情報、レポートを綴ります。
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ピナコテーク美術館の”Le Voyage imaginaire d'Hugo Pratt”展

まずLa Pinacothèque de Parisをご存知だろうか。2007年に、マドレーヌの後ろにオープンしたパリの公共美術館。
http://www.pinacotheque.com/

 前回の展示が、マヤ文明の展示で、パリの看板に、たくさん掲示されていた。マヤ!?私はいいやと、行かなかった。今回その美術館で、”Le Voyage imaginaire d'Hugo Pratt” ウゴープラットなるバンデシネ、フランス人には、大変人気らしい。知合いが話題にしていたので、気になって行ってみた。
 
 この作家の人生そのものが、冒険そのもののように、出生から、幼少期の海外生活。戦争体験、その後の南米や、アフリカなどの滞在。作品の中のヒーローが、各地で、惹起する。
 私が気になるのは、その中の女性像。

 見終わって、なるほど大人が好きな、B.Dだとうなずける。

 その後建物がかわって、常設展に。そこでビックリな展示方法。かなり多岐に渡っての収蔵品。普通年代ごと、カテゴリーや、主義で分類しているものなんだが、ここではバラバラ。嫌、たぶんある方法で分類しているんだと思うが、私には最後まで、何で?でしかなかった。古典、現代、印象、ロココ、ハタはプリミティヴな、木彫が置いてある。

入口の看板がCorto Malteseコルト・マルテーズ。自身の体験から生まれた世界中を股に駆けるヒーローである。

2011年04月02日 08:25