特集展示「刀装 根付 細密工芸の華」
2012年2月15日(水) ~2012年4月2日(月)
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<大阪歴史博物館>
江戸時代の細密工芸作品を求め、研究する人たちの道しるべとして大坂で出版された「装剣奇賞(そうけんきしょう)」に着目し、同書に名を掲載された作家の手になる刀装具、根付、絵画など約110点を展示します。
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イベントDATA
平成23年(2011)は、刀装具や根付といった細密工芸に関する初の本格的な手引書「装剣奇賞(そうけんきしょう)」が天明元年(1781)に大坂で出版されてから230年目の節目の年です。同書は現在に至るまで数多くの後続関連書に影響を与えてきましたが、同書そのものやそれを著した筆者・稲葉通龍(いなばつうりゅう)についてかえりみられることはほとんどなく、大阪の偉人でありながら埋没した存在となっていました。本展では、江戸時代の細密工芸作品を求め、研究する人たちの道しるべとして大坂で成立した同書に着目し、同書に名を掲載された作家の手になる刀装具、根付、絵画など約110点を展示します。
特に今回の展示では、同書の冒頭に紹介されている金工の名門・後藤家が手がけ、大阪の豪商・鴻池家に伝来した刀装具6作品や、大名家に伝来した3作品などの名品が展示されるほか、大坂の画家であり根付も嗜んだことで知られる吉村周山の絵画作品と根付作品が同時に展覧される初の機会であるなど、大阪にちなんだ見どころも満載です。この機会に、ぜひ、江戸時代の華やかな細密工芸の世界をお楽しみ下さい。
*掲載画像について
麒麟図目貫 勢州光貞作(きりんずめぬき せいしゅうみつさだ さく)
藤堂家伝来
江戸時代中期 個人蔵
開催日 | 2012年02月15日~2012年04月02日 |
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会場 | 大阪歴史博物館 |
会場住所 | 大阪市中央区大手前4丁目1-32 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
入場料 | 常設展示観覧料でごらんいただけます。 大人600円(540円)、高大生400円(360円)※( )内は20名以上の団体割引料金。 ※中学生以下、大阪市内在住の満65歳以上の方(要証明証提示)、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 |
営業時間 | 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで) (ただし、入館は閉館の30分前まで) 休館日:毎週火曜日 (但し3月20日は開館、翌21日は休館) |
イベントURL | http://www.mus-his.city.osaka.jp/ |
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