ユベール・ロベール-時間の庭
2012年3月6日(火) ~2012年5月20日(日)
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<国立西洋美術館>
世界有数のロベール・コレクションを誇るヴァランス美術館が所蔵する貴重なサンギーヌ(赤チョーク)素描を中心として、初期から晩年まで、ロベールの芸術を日本で初めてまとめて紹介します。
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イベントDATA
ポンペイやヘルクラネウムの遺跡発掘に沸いた18世紀、フランスの風景画家ユベール・ロベール(Hubert Robert 1733-1808)は「廃墟のロベール」として名声を築きます。イタリア留学で得た古代のモティーフと、画家の自由な想像力とを糧に描き出されたその風景では、はるかな時をこえて古代の建築や彫像が立ち現われる一方、あふれる木々の緑や流れる水、日々の生活を営む人々がコントラストを成しています。古代への新たな関心を時代と共有しつつ、独自の詩情をたたえたロベールの芸術は多くの人々をひきつけ、時の流れや自然、そして芸術の力をめぐる思索と夢想へ誘ってきました。
こうして描かれた奇想の風景は、「国王の庭園デザイナー」の称号を持つロベールが数々の名高い風景式庭園のデザインも手がけ、現実の風景のなかに古代風建築や人工の滝・洞窟などを配していたことを知れば、さらに生きた魅力を持ちはじめることでしょう。
本展では、世界有数のロベール・コレクションを誇るヴァランス美術館が所蔵する貴重なサンギーヌ(赤チョーク)素描を中心として、初期から晩年まで、ロベールの芸術を日本で初めてまとめて紹介します。ピラネージからフラゴナール、ブーシェまで師や仲間の作品もあわせ、ヴァランスの素描作品約80点を中心に約130点にのぼる油彩画・素描・版画・家具から構成されます。
自然と人工、空想と現実、あるいは想像上の未来と幸福な記憶を混淆させ、画家が絵画と庭園の中に作り上げたアルカディアの秘密に迫ります。
*掲載画像について
≪古代遺物の発見者たち≫
1765年、油彩・カンヴァス、ヴァランス美術館
©musée de Valence
photo. Philippe Petiot.
開催日 | 2012年03月06日~2012年05月20日 |
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会場 | 国立西洋美術館 |
会場住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 地図 |
地域 | 東京 / 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など) |
入場料 | 当日:一般1,300円、大学生1,000円、高校生600円 前売:一般1,000円、大学生800円、高校生500円 団体:一般900円、大学生600円、高校生400円 ※団体料金は20名以上。 ※中学生以下は無料。 ※心身に障害のある方および付添者1名は無料。(入館の際に障害者手帳をご提示ください) ※そのた詳細は美術館HPをご確認ください。 |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(*ゴールデンウィーク(4月28日~5月6日)は休まず開館) |
イベントURL | http://www.nmwa.go.jp/ |
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