ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー
2011年1月8日(土) 10:00 ~2011年3月21日(月) 18:00
従来のプリントのみならず、写真を元にしたシルクスクリーン、
双眼鏡でのぞき込んで鑑賞するインスタレーション作品、イメージを集積した本、
絵画など、さまざまな手法やメディアを用いた最新作を紹介しながら、
写真が映し出す現実を通して「見ること」の意味を考え、
写真とはいったい何か、に迫ります。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリー一覧への掲載はオーナーの許可が必要 |
アート掲載 | OFF |
イベントDATA
【概要】
時代の乾いた雰囲気や、被写体との独自の距離感で知られるホンマタカシの写真。建築、波、東京の子ども、郊外風景など、さまざまなテーマを手がけ、その多くが長い時間をかけてシリーズ化されています。物語や感情を表現することを嫌い、被写体をただ映しとるというドライな視点は、表現か記録かを問われた時代から進んで、そのどちらに寄ることもない「ニュー・ドキュメンタリー」の名にふさわしいものといえます。
ホンマは写真家としての活動をはじめた当初から、「ドキュメンタリーとしての視点」を持ちつつ、写真そのものに「アートとしてのアプローチ」をすることで、写真表現の持つ可能性に挑んできました。特に最近では、現実の世界や時代と向き合う一方で、より主観的な表現を追求したホンマの創作活動の幅は大きく広がってきています。
本展では、従来のプリントのみならず、写真を元にしたシルクスクリーン、双眼鏡でのぞき込んで鑑賞するインスタレーション作品、イメージを集積した本、絵画など、さまざまな手法やメディアを用いた最新作を紹介しながら、写真が映し出す現実を通して「見ること」の意味を考え、写真とはいったい何か、に迫ります。雪山での鹿狩りの痕跡を追った《Trails》や、それに主題を得た絵画作品、ライフワークとして東京の風景とひとりの少女を撮影しつづけている《Tokyo and My Daughter》や《Widows》は、主人公となる人間の家族アルバムから見つけた写真を再撮影し、写真に映る人々が向けた家族や親しい者たちへの視線に時を超えて介入していきます。新作《re-construction》はホンマが雑誌の表紙や編集を手がけたページの中面を再撮影し、本の体裁で作られた作品集で、展覧会のチラシやポスター、その校正刷りも含まれ、ホンマがさまざまな媒体を軽やかに横断する軌跡がよく現れています。
【関連プログラム】
■オープニング・トーク
ホンマタカシ × 椹木野衣( 美術評論家)
日時:2011年1月8日(土)11:00〜13:00
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
料金:無料(ただし、当日の本展観覧券が必要)
定員:先着80名
【主催】金沢21世紀美術館、朝日新聞社
開催日 | 2011年01月08日 10:00~2011年03月21日 18:00 |
---|---|
会場 | 金沢21世紀美術館 |
会場住所 | 石川県金沢市広坂1-2-1 地図 |
地域 | 北陸 / 石川 |
アクセス | •バス 【路線バス】 JR金沢駅バスターミナル 東口7〜10番、西口4番乗り場よりバスにて「香林坊(アトリオ前)」下車(所要約10分)、徒歩約5分。 【城下まち金沢周遊バス】 JR金沢駅東口バスターミナル3番乗り場から約20分「広坂(石浦神社前)」にて下車すぐ 【ふらっとバス】 菊川ルート「21世紀美術館」もしくは「市役所・柿木畠」にて下車すぐ 材木ルート「市役所・21世紀美術館」にて下車すぐ |
入場料 | <当日> 一般=1,000円 大学生・65歳以上=800円 小中高校生=400円 <前売・団体> 一般=800円 大学生=600円 小中高校生=300円 *同展チケットにて「コレクション展」も観覧可 *「桑山忠明展/Untitled: Tadaaki Kuwayama」との共通観覧券になります。 |
営業時間 | 2011年1月8日(土)~2011年3月21日(月) 10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで) |
電話番号 | 076-220-2800 |
イベントURL | http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=856 |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年2月24日(月)
特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タ...
AR技術を駆使した体験型展覧会 日本で初開催!
~
2025年1月26日(日)
土井 友希子 個展 「ひとの場所」
ひとの手が入るところは開けていて、 ひとの手が入っていないところは鬱蒼としている。 自然と...
~
2025年1月26日(日)
吉田有花個展「ワンダラーズ」
現実と空想の狭間に存在する街。 こちらの個展では、その街を放浪する住民たちの姿やその風景を描...
~
2024年12月28日(土) 18:00
画家 小松崎茂展-生誕110周年記念-
昭和初期から挿絵画家として活躍し、戦後は未来の空想画やボックスアート、SF画などで一世を風靡し...