ワイドビューの幕末絵師 貞秀
2010年12月11日(土) 10:00 ~2011年2月13日(日) 17:00
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- 絵画・版画
激動の幕末期を圧倒的な表現力と博識で駆け抜けた浮世絵師・貞秀。
表情豊かな人物画からダイナミックな鳥瞰図まで、
そのワイドレンジな活動の全般を紹介します。
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イベントDATA
幕末浮世絵の巨匠・五雲亭貞秀(ごうんていさだひで)は、天保年間(1830-44) から武者絵などの描き手として頭角をあらわします。歌川国芳に私淑し、西洋製版画を多く所持していた貞秀は、濃密で写実的な作風で評判となりました。
国芳亡き後、貞秀は浮世絵界を代表する絵師に躍り出ます。特に彼が得意としたのは、3枚以上の木版画を連続させて構成する横長大画面の作品で、しかもその題材のレパートリーは、従来の浮世絵師の枠組みを越えるものでした。その代表的な題材が、ペリー来航を経て、急きょ建設された国際都市「横浜」です。外国人住居が軒を並べる街角、行き交う人々や船舶の様子、はるか上空から街全体を見渡す鳥瞰図、外国人たちの生活に密着した風俗図などを、貞秀は膨大な数のワイドビューの錦絵として描いていきます。
貞秀によるワイドビューの作品としては、日本各地の風景を超広角に描いた多くの鳥瞰図が想起されます。なかには現在の神戸市域を描く作品もあります。さらに「橋本玉蘭斎」の名で、江戸図・国絵図・世界地図なども多く手がけ、地図製作者としても活躍しました。
<関連イベント>
■学芸員による展覧会解説会
日 時:1月22日(土)・2月5日(土)
それぞれ午後2時から
参加費:無料 【ただし、入館券が必要】
主催:神戸市立博物館、日本経済新聞社
開催日 | 2010年12月11日 10:00~2011年02月13日 17:00 |
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会場 | 神戸市立博物館 |
会場住所 | 神戸市中央区京町24 地図 |
地域 | 京阪神 / 兵庫 |
アクセス | JR「三ノ宮」、ポートライナー・地下鉄(山手線)・阪急・阪神「三宮」から南西へ徒歩約10分 |
入場料 | 一 般:500 円 高校・大学生:350円 小・中学生:200円 |
営業時間 | 午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) 金曜日は午後7時まで開館 (入館は午後6時30分まで) ※休館日:月曜日 ※ただし、1月10日(月)は開館 年末年始(12月29日(水)~1月3日(月))、1月11日(火) |
電話番号 | 078-391-0035 |
イベントURL | http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2010_04sadahide.html |
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