国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
個展・グループ展・展示会
絵画・版画
タグ[編集]
神戸市立博物館
兵庫県
美術館・博物館
浮世絵

激動の幕末期を圧倒的な表現力と博識で駆け抜けた浮世絵師・貞秀。
表情豊かな人物画からダイナミックな鳥瞰図まで、
そのワイドレンジな活動の全般を紹介します。

1765 0 0 0
ワイドビューの幕末絵師 貞秀

 幕末浮世絵の巨匠・五雲亭貞秀(ごうんていさだひで)は、天保年間(1830-44) から武者絵などの描き手として頭角をあらわします。歌川国芳に私淑し、西洋製版画を多く所持していた貞秀は、濃密で写実的な作風で評判となりました。

 国芳亡き後、貞秀は浮世絵界を代表する絵師に躍り出ます。特に彼が得意としたのは、3枚以上の木版画を連続させて構成する横長大画面の作品で、しかもその題材のレパートリーは、従来の浮世絵師の枠組みを越えるものでした。その代表的な題材が、ペリー来航を経て、急きょ建設された国際都市「横浜」です。外国人住居が軒を並べる街角、行き交う人々や船舶の様子、はるか上空から街全体を見渡す鳥瞰図、外国人たちの生活に密着した風俗図などを、貞秀は膨大な数のワイドビューの錦絵として描いていきます。

 貞秀によるワイドビューの作品としては、日本各地の風景を超広角に描いた多くの鳥瞰図が想起されます。なかには現在の神戸市域を描く作品もあります。さらに「橋本玉蘭斎」の名で、江戸図・国絵図・世界地図なども多く手がけ、地図製作者としても活躍しました。

<関連イベント>
■学芸員による展覧会解説会
日 時:1月22日(土)・2月5日(土)
    それぞれ午後2時から
参加費:無料 【ただし、入館券が必要】


主催:神戸市立博物館、日本経済新聞社

開催日 2010年12月11日 10:00~2011年02月13日 17:00
会場 神戸市立博物館
会場住所 神戸市中央区京町24 地図
地域 京阪神 / 兵庫
アクセス JR「三ノ宮」、ポートライナー・地下鉄(山手線)・阪急・阪神「三宮」から南西へ徒歩約10分
入場料 一 般:500 円
高校・大学生:350円
小・中学生:200円
営業時間 午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
金曜日は午後7時まで開館 (入館は午後6時30分まで)

※休館日:月曜日
※ただし、1月10日(月)は開館
 年末年始(12月29日(水)~1月3日(月))、1月11日(火)
電話番号 078-391-0035
イベントURL http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2010_04sadahide.html
神戸市中央区京町24

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

もうすぐ終了 2024年11月6日(水) 10:00

2025年2月24日(月) 17:00
東京 墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区(お台場など)

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タ...

本展では、最新技術によって大聖堂が再び光を取り戻していく様子を専用タブレット端末「HistoP...

開催前 2025年3月14日(金) 11:00

2025年3月29日(土) 17:00
東京 港区・文京区(六本木など)

安原成美 個展

安原成美は東京藝術大学大学院保存修復日本画研究領域の出身、本展では30号から100号までの大作...

開催中 2025年2月14日(金) 11:00

2025年3月1日(土) 17:00
東京 千代田区・中央区(銀座など)

「AFT Market 2025〜マル...

デジタルネイティブとも言われ、SNSやメタバース、そしてリアルといった複数の世界線をわたり行く...

開催中 2025年1月10日(金) 10:00

2025年4月13日(日) 17:00
東海 愛知

企画展「近代・現代 陶磁の技巧絶美」

日本の洋画界が激変を迎えた時代、陶磁器の画工でありながら画壇でも活躍する職人たちがいた――明治...

このイベントに行きたい人0人