「長沢芦雪 奇は新なり」
2011年3月12日(土) 10:00 ~2011年6月5日(日) 17:00
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MIHO MUSEUM、今回の展覧会では、
新出作品を含む芦雪の初期から晩年までの作品を
選りすぐって展示し、芦雪の魅力に迫ります。
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イベントDATA
見る人の眼に快い刺激を与え、生きる活力を呼び覚ます―
これこそ美術に求められる最も重要な機能のひとつでしょう。
江戸時代も後期に入った18世紀、京都の人々が画家たちに期待したのは、まさにこの効用でした。
それに応える形で、画家たちは新奇な趣向を凝らし、斬新な表現を競い合い、伝統ある京の町には創造の息吹があふれました。
長沢芦雪(1754-1799)は、そうした「京都画壇のルネサンス」ともいえる気風を代表する一人です。
偉大な師、円山応挙(1733-1795)に学び、習得した技法を自在に駆使して、穏健な師のスタイルとは対照的な、奇抜で機知に富んだ表現を展開しました。大胆な構図、斬新なクローズアップ、動物の生き生きとしたユーモラスな表現と動き、師の自然観察をさらに進めた光の表現、対象の大きさを逆手に取った視覚遊戯など、鋭い観察眼と機知的感覚で、傑出した作品を生み出しました。
本展では、「虎図襖」(和歌山・無量寺蔵)、「白象黒牛図屏風」(エツコ&ジョウ・プライス・コレクション)、「富士越鶴図」(個人蔵)などの代表作品をはじめ、82年間行方不明だった「方寸五百羅漢図」(個人蔵)を含めた新出作品40点以上を合わせて展示します。初期から晩年までの選りすぐりの作品を通して、天才的エンターテイナー芦雪の魅力とその全貌をお楽しみください。
【会期中展示替えがあります】
■学術講演会 4月23日(土)13:00~16:00
「芦雪画の魅力」(仮称)
冷泉 為人 (冷泉家時雨亭文庫 理事長)
河野 元昭 (秋田県立近代美術館 館長)
辻 惟雄 (MIHO MUSEUM 館長)
・第一部 13:00~14:30 3名による講演(各30分)
・第二部 14:45~16:00 鼎談、質疑応答
主催:MIHO MUSEUM/日本経済新聞社/京都新聞社
開催日 | 2011年03月12日 10:00~2011年06月05日 17:00 |
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会場 | MIHO MUSEUM |
会場住所 | 滋賀県甲賀市信楽町桃谷300 地図 |
地域 | 近畿 / 滋賀 |
アクセス | JR 京都駅から琵琶湖線で石山駅下車 (約13分) JR 石山駅南口より MIHO MUSEUM行きバス時刻表 (約50分) |
入場料 | 大 人:1000円 高大生:800円 小中生:300円 |
営業時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
電話番号 | 0748-82-3411 |
イベントURL | http://www.miho.or.jp/japanese/inform/new.htm |
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