齋藤州一 個展「無臭の世界-The odorless world」
2012年3月5日(月) 17:00 ~2012年3月24日(土) 23:55
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宮城県石巻市出身の作家が、普段描くデジタルイラストから日本画の画材に筆を持ち替えて、3.11から受けた思いを描く個展。
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イベントDATA
齋藤州一 個展
「無臭の世界-The odorless world」
2012年3月5日(月)~ 3月24日(土)
場所:壌[泡組]→http://www.facebook.com/awagumi
展示スペース◎月~金17:00~26:00/土17:00~24:00(日曜・祝祭日 休み)
*
『無臭の世界』は分かった気でいて実は理解していない、実感を伴わない世界。
という意味です。
情報だけは十分すぎるほど得ていても
その場の匂いや空気、触感など
実際に体験しないと分からない。
私は津波後の実家に帰って
強烈な腐臭、ヘドロ臭、潮の匂いを受け
圧倒的なリアリティを感じました。
時代はデジタルへと変化しましたが
画面を通した情報だけでは分からないことがある。
また、地震後に起きた電気の問題などにおいても
私はデジタルで描いていますから、電気を必要とします。
その中で
もし電気を使えなくなったらどうするか、
という自分への問いかけもありました。
そこで今回はデジタルを一度封印して
アナログだけの展示をしてみたいと思いました。
今回の絵で津波自体の絵を描くことはありませんが
デジタルのイラストを描いている自分が
3.11をまたぐ期間にアナログの展示をする。
ということ自体に意味があるような気がします。
いや意味を持たせたい。
自分はその『無臭の世界』からどうやって逸脱できるか。
それを自問するための展示です。
*
去年の9月に「どらごん展」で展示した日本画から発展させて
今回も日本画の画材で描いていきたいと思います。
ある意味チャレンジの展示。
どうぞよろしくお願いいたします。
開催日 | 2012年03月05日 17:00~2012年03月24日 23:55 |
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会場 | 壌[泡組]AWAGUMI Champagne by eX-WINE |
会場住所 | 東京都港区赤坂3-14-5 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
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