開館30周年記念所蔵名品展 絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻 (Ⅱ期) 浄瑠璃物語
2012年4月6日(金) ~2012年5月9日(水)
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<MOA美術館>
重要文化財 伝岩佐又兵衛筆「浄瑠璃物語絵巻」は、源氏の御曹子-牛若丸と浄瑠璃御前との恋愛談を中心に、牛若の受難、死そして蘇生、浄瑠璃の死、義経による供養と複雑に絡み合う筋書きを絵画化した色彩豊かな絵巻物です。
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イベントDATA
源氏の御曹子─義経(牛若丸)にまつわる伝説のひとつを、江戸時代初期に絵画化した、1巻約12.5メートル、全12巻150メートルに及ぶ色彩豊かな絵巻物です。義経は源平の争乱を通じ、めざましい功績をあげましたが、その生涯は、きびしい境遇に育ち、運命にもてあそばれ悲惨な最期を遂げています。名門の家に生まれながら、幼い頃に父は平治の乱で敗死し、母と離れ離れとなり、鞍馬寺に稚児として預けられ、平氏追討の後は兄の頼朝と対立し命を狙われることになりました。世間の「判官贔屓」の風潮にささえられ、義経の事跡はさまざまな語り物や伝説として伝えられ、多くの文芸や操浄瑠璃などに取り上げられ人気を集めました。
重要文化財 伝岩佐又兵衛筆「浄瑠璃物語絵巻」は、源氏の御曹子-牛若丸と浄瑠璃御前との恋愛談を中心に、牛若の受難、死そして蘇生、浄瑠璃の死、義経による供養と複雑に絡み合う筋書きを絵画化した色彩豊かな絵巻物です。
本絵巻の特色は、流暢な浄瑠璃語りの詞書が物語を先導しながら繰り広げられる牛若と浄瑠璃御前の濃彩華麗な世界と、さらには箱根権現や正八幡の化身、龍・雷神・烏天狗などが登場するストーリの奇抜さも見どころとなっています。特に浄瑠璃の館の段では、屋敷内の障壁、調度をはじめ登場人物の衣装など飾りの極みとも言うべき、金箔や岩絵の具をふんだんに使った細密な描き込みが繰り返し用いられ、他に類をみない完成度の高さを備えています。
*掲載画像について
重要文化財 伝岩佐又兵衛筆「浄瑠璃物語絵巻」
MOA美術館 蔵
開催日 | 2012年04月06日~2012年05月09日 |
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会場 | MOA美術館 |
会場住所 | 静岡県熱海市桃山町26‐2 地図 |
地域 | 東海 / 静岡 |
入場料 | 大人1600円 高大生800円・要学生証 中学生以下無料 満65才以上1200円・要身分証明 [団体割引は10名以上] |
営業時間 | 9時30分~16時30分まで (入館は閉館30分前まで) 休館日 毎週木曜日(祝日の場合開館) |
イベントURL | http://www.moaart.or.jp/index.php |
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