東北三都市巡回展 — ルーヴル美術館からのメッセージ:出会い
2012年4月27日(金) ~2012年6月3日(日)
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<岩手県立美術館>
ルーヴル美術館は、岩手、宮城、福島の東北三県で、ルーヴルのコレクション作品24点を集めた展覧会を開催します。
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イベントDATA
ルーヴル美術館は、長きにわたり、日本と密接で強い関係を築いてきました。ルーヴル美術館においても、毎年非常に多くの日本人来館者をお迎えしています。また、ルーヴルは、日本とこれまで数多くのプロジェクトを実現してきました。
2011年3月11日の震災以後、ルーヴル美術館は、日本の皆様、特に被災者の皆様に向けて連帯の気持ちを伝えたいという思いを強くもちました。芸術と芸術に触れる機会こそが、非常に厳しい状況である今こそ必要であると考え、また、ルーヴルの作品を通して、連帯の気持ちを伝えることが、私たちにできる最良の方法だと信じ、東北三県を巡回する展覧会の開催を企画しました。
こうして、この展覧会プロジェクトが生まれ、岩手県立美術館、宮城県美術館、福島県立美術館で開催される運びとなりました。
本展覧会は、「出会い」をテーマとし、ルーヴル美術館の様々な部門からの出展24作品を通して『聖なる対話』、『聖なる愛、世俗の愛』、『三美神』を構成の柱として、さまざまな出会いや対話の表現を紹介します。今回の特別企画展は、東北へ向けた連帯文化事業を結集する試みで、2011年5月、在日フランス大使館により開始されたキャンペーン『日本とフランス、共に明日に向かって』と連携して行われます。
コミッショナー:ジャン=リュック・マルチネズ(ルーヴル美術館古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部長)
美しく豊かな海と山にめぐまれた岩手が、その海の猛威にさらされ、多くの人々が悲しみの中に突き落とされました。この巨大災害によって、岩手県のみならず、この国の歴史的な進路は大きく変わったように思えます。できうるならば、海山とともに生きる民であって同時に現代人であるという生き方を選びとりたいと、そう望む人が多数になっているのでしょう。自然世界と現代社会の間の深まるばかりの亀裂を、その双方と交通している文化の力で乗り越えたいと、私たちは念願します。それでなければ、この悲しみはいやされません。
ルーヴル美術館が私たちにプレゼントしてくださったこの展覧会には、「出会い」を求めてのメッセージがこめられています。美術を介して、またあらためて、人々の通じあいを確かめるということですし、美術と出会って、どの個人の中にもひそんでいる創造の能力がふるいたてばよいという願いでもあります。この大切な作品と、声援のメッセージを、感謝して受け取りましょう。そうして、これを、創造的に先をめざして動いてゆくときの元気の糧にしようではないですか。
岩手県立美術館 館長 原田光
*掲載画像について
サルヴィ・ジョヴァンニ・バッティスタ(1609-1685年)
通称イル・サッソフェラート:天使ガブリエルによる聖母マリアへの受胎告知(部分)
1660-1680年頃
油彩・キャンバス
開催日 | 2012年04月27日~2012年06月03日 |
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会場 | 岩手県立美術館 |
会場住所 | 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 地図 |
地域 | 東北 / 岩手 |
アクセス | 盛岡駅 東口から 岩手県交通バス太田線「先人記念館」行き乗車、 「県立美術館前」下車 岩手県交通バス盛南ループ200乗車、 「アイスアリーナ前」または「総合プール前」下車、 徒歩5分 タクシーで約10分 盛岡駅 西口から 徒歩約15分 タクシーで約5分 |
入場料 | 大人400円 学生300円 高校生以下無料 |
営業時間 | 9:30~18:00(入館は17:30)まで 休館日 月曜日 (ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館) |
イベントURL | http://www.ima.or.jp/ |
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