「具体」-ニッポンの前衛 18年の軌跡
2012年7月4日(水) ~2012年9月10日(月)
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<国立新美術館>
復興から高度成長へ。
日本が明るい未来を目指して、がむしゃらに突き進んだ時代。
精神の自由と未知の美を求め、“美術”の壁に挑んだ前衛美術グループ「具体」。海外で高い評価を受けながら、東京ではその全容が紹介されることがなかったこの伝説的グループの18年間を回顧する、待望の展覧会です。
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イベントDATA
具体美術協会(「具体」)は、1954年、関西の抽象美術の先駆者・吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループです(1972年解散)。グループ名は、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示したい」という思いをあらわしています。
「具体」は、「これまでになかったものを作れ」という吉原の厳しい指示と、公園や舞台、空中を使う展覧会など吉原が繰り出す企画に刺激され、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と生み出しました。それらは当時、国内ではほとんど注目されませんでしたが、海外で高い評価を受け、"GUTAI"の名は1950年代後半から欧米の美術界で広く知られるようになりました。
解散後も、ヨーロッパの美術館では「具体」の回顧展が何度も企画されています。しかし、日本では、1980年代になって再評価が進み、関西を中心に回顧展が開かれてきたものの、残念ながら東京ではこれまで、その18年間の活動の全容を振り返る場は一度もありませんでした。本展は、その初めての機会となります。
「具体」が駆け抜けた1950―60年代は、日本が敗戦から立ち直り、右肩上がりの経済成長により奇跡的な復興を遂げた時代でもありました。本展では、そんな時代を象徴するかのようなチャレンジ精神、創造的なエネルギーあふれる作品、約150点を一堂にご紹介します。
*掲載画像について
吉原治良
《黒地に赤い円》
1965年
アクリル・布 181.5×227.0 cm
兵庫県立美術館蔵
開催日 | 2012年07月04日~2012年09月10日 |
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会場 | 国立新美術館 |
会場住所 | 東京都港区六本木7-22-2 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
アクセス | ◎東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結) ◎都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口 徒歩約4分 ◎東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口 徒歩約5分 |
入場料 | 当日券 1,000円(一般) 500円(大学生) 団体券 800円(一般) 300円(大学生) 高校生、18歳未満の方および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料 団体券は会場のみで販売(団体料金の適用は20名以上) ※その他前売り券などの情報はイベントURLよりご確認ください。 |
営業時間 | 10:00 ~ 18:00(金曜は10:00 ~ 20:00) ※入場は閉館の30分前まで。 毎週火曜日休館 |
イベントURL | http://www.nact.jp/ |
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