土門拳の昭和と沖縄
2012年5月15日(火) ~2012年6月24日(日)
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<沖縄県立博物館・美術館>
写真のリアリズムを提唱し、日本の写真史に巨歩を記した土門拳(1909-1990)。激動の昭和とともに歩み、数々の傑作を生んだ写真家の業績をたどる展覧会を開催します。
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イベントDATA
写真のリアリズムを提唱し、日本の写真史に巨歩を記した土門拳(1909-1990)。激動の昭和とともに歩み、数々の傑作を生んだ写真家の業績をたどる展覧会を開催します。
土門拳は、1935年に名取洋之助の主宰する「日本工房」に入社、戦時色濃くなる時代に報道写真家としての人生をスタートしました。客観的な対象把握、シャープな描写、的確なフレーミング―土門の写真を特徴づける要素がこの時代に獲得されました。
戦後は「絶対非演出の絶対スナップ」の言葉のもとリアリズム写真論を展開、妥協を許さない徹底的な眼差しで社会と向き合い、忘れがたい作品の数々を生み出しました。
躍動する子どもを活き活きと捉えた「江東のこどもたち」、過酷な現実を真正面から見据えた「ヒロシマ」、クローズアップの技法で人物の内面に肉薄した「風貌」、伝統の美を究極の形でカラー写真に刻んだ「古寺巡礼」など、土門の作品からは技術の高さもさることながら、被写体の本質を掴もうと格闘する撮影者の姿が見えてきます。「鬼の土門」とまで言われた写真家の、倫理観に裏打ちされた強い意志がそこにはありました。
本展覧会では、主要作品約300点に加えて、戦前に柳宗悦率いる「琉球観光団」の一員として来沖した際に撮影した写真も25点展示し、土門と沖縄の関係にも注目します。
「鬼の土門」が見つめた、昭和の日本と沖縄の姿をお楽しみください。
開催日 | 2012年05月15日~2012年06月24日 |
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会場 | 沖縄県立博物館・美術館 |
会場住所 | 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 地図 |
地域 | 沖縄 / 沖縄 |
アクセス | 沖縄モノレールおもろまち下車徒歩10分 |
入場料 | 一般1000円(800円) 高大生600円(480円) 小中生300円(240円) ※( )内は前売料金および20人以上の団体見学の料金 |
営業時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※休館日は毎週月曜日 |
イベントURL | http://www.museums.pref.okinawa.jp/ |
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