卒寿記念 高木栄子 紙わらべ展
2012年8月22日(水) ~2012年9月3日(月)
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<松屋銀座8階イベントスクエア>
卒寿を迎える現在も日々新たな作品を創り続ける高木栄子さんの、穏やかで優しい紙わらべの世界を、初期の作品から最新作まで約130点でご紹介します。
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イベントDATA
和紙人形で、懐かしい情景の中で遊ぶ子どもたちの世界を創り続けている人形作家の高木栄子さん。45歳の時に独学で人形の創作を始め、今年8月に卒寿(90歳)を迎えます。これを記念して上記の展覧会を開催いたします。
子どもの頃、誰もが心待ちにしていたお正月、雛祭り、運動会などの季節の行事。剣玉、竹馬、縄跳びなどの懐かしい遊び。ふと口ずさんだ「夕焼け小焼け」や「叱られて」などの童謡。高木さんは“紙わらべ”と名付けた7センチほどの人形で、こうした情景を見事に表現します。半世紀にわたって培われた鋭い観察眼によって驚くほど細やかに、生き生きと再現されたその世界は、私たちが失いかけている日本の原風景を思い起こさ
せ、見る人の心を懐かしさと温かさで溢れさせる不思議な魅力を持っています。
高木さんが創る人形には目・鼻・口がありません。それは「喜怒哀楽は、人形の身体で表現してこそ、ご覧いくださる皆様の心の中に豊かな、生き生きとした情感が見えてくると思ったから・・」また、満州での戦禍や引揚げを体験し、戦後の混乱を生きた高木さんは「振り返れば、半世紀にわたり、平和と命の尊さを人形たちに託してきたような気がします」と語ります。
2003年、81歳にして初めて、松屋銀座で開催した本格的な展覧会では、6日間で33,000人を超える来場者を記録し、大きな反響を呼びました。卒寿を迎える現在も日々新たな作品を創り続ける高木栄子さんの、穏やかで優しい紙わらべの世界を、初期の作品から最新作まで約130点でご紹介します。
*掲載画像について
《屋台》
福井県敦賀市の祭りをモチーフに、紙で作られた神社や鳥居、1畳分ほどもある山車3台が並び、境内には、飴細工屋、袋物屋、はきもの屋など、昔懐かしいたたずまいの屋台約50軒が軒をつらねます。店に並んでいるこまごまとした商品や軒先につるされたおつり銭を入れるザル、店番をしているおじさんのお弁当など、指先ほどの品々の全てが、目を見張るほど丁寧に作られています。
※写真の無断転載を禁じます
開催日 | 2012年08月22日~2012年09月03日 |
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会場 | 松屋銀座8階イベントスクエア |
会場住所 | 東京都中央区銀座3-6-1 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
アクセス | 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線 「銀座駅」A12番出口直結 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」 9番出口より徒歩3分 都営地下鉄浅草線「東銀座駅」 A8番出口より徒歩3分 JR「有楽町駅」より徒歩8分 |
入場料 | 一般1,000円 高大生700円 中学生以下無料 |
営業時間 | 午前10時~午後8時 (最終日は午後5時閉場。入場は閉場の30分前まで) |
イベントURL | http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/ |
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