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工芸・陶芸・民芸
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<島根県立美術館>
柳宗悦、河井寬次郎らにより始められ、山陰地方でも活発に展開した「民藝」運動。民芸に見出された<手仕事の美>の魅力を探ります。

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「民藝-MINGEI」-手仕事の美

島根・鳥取の山陰地方は民芸運動が活発に行なわれ、全国的に注目される地域の一つです。これは民芸の関係者が多く訪れ、その指導のもとに育まれた優れた手仕事の伝統が、ながく受け継がれている証でもあります。
 民芸とは、大正15年柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の三人の創始者によって生み出された美の考えで、高級な個人的美術ではなく、名もない工人達が作る実用的工芸品に美しさを見出し、「民衆的工芸」を略称して「民芸」という言葉が作られました。したがって、民芸品となるのは実用品で、「用の美」「無銘」「手仕事」などの要件を備えたものであり、そこには「健康な美」が宿っているのです。
この考えは、柳宗悦らの講演会や民芸品の発掘活動などにより<民芸運動>として全国に浸透し、各地に民芸協会や民芸館が作られました。
 島根県では、昭和6年柳宗悦による「島根工芸診察」と称した民芸発掘の旅が津和野から安来にかけて行われ、県下の優れた民芸品が選ばれました。翌7年5月濱田庄司を迎えて「島根民藝会」が発足し、その民芸運動の歴史は80周年を迎えます。
 この展覧会では、検証の機運にある民芸運動についてその活動を振り返りつつ、山陰の民芸の魅力を紹介、発信する機会とします。
※柳宗悦(美学者、思想家)、河井寛次郎(陶芸家・安来市出身)、濱田庄司(陶芸家)


*掲載画像について
《染付蘭文文字入壺》
朝鮮時代 (18世紀前半)
日本民藝館蔵

開催日 2012年07月27日~2012年09月17日
会場 島根県立美術館
会場住所 島根県松江市袖師町1-5 地図
地域 中国 / 島根
アクセス ・JR松江駅から徒歩約15分
・JR松江駅から松江市営バス(南循環線 内回り)6分
→「県立美術館前」下車
入場料 一 般 当日券
企画展1,000(800)円
企画・コレクション展セット1,150(920)円 

大学生 当日券
企画展600(450)円
企画・コレクション展セット700(530)円
高校生以下 無料

● ( )内は20名以上の団体料金  
● 小・中・高生の学校教育活動での観覧は入場無料
● 障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添人は無料
営業時間 10:00~日没後30分
(展示室への入場は日没時刻まで)

休館日/火曜日(ただし8月14日(火)は開館)
イベントURL http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/
島根県松江市袖師町1-5

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