ミニチュア世界の扉を開く 魅惑のドールズハウス展
2012年10月6日(土) ~2012年11月25日(日)
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<平塚市美術館>
建物や部屋を縮小し、ある時代の生活空間を正確に再現したドールズハウスは、西洋で生まれたすばらしい美術工芸品です。見て・学び・愉しみ・遊べる、魅惑のドールズハウスの数々を、ぜひこの展覧会でご覧ください。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
イベントDATA
映画「借りぐらしのアリエッティ」で、主人公のこびとアリエッティが暮らしていたドールズハウス。建物や部屋を縮小し、ある時代の生活空間を正確に再現したドールズハウスは、西洋で生まれたすばらしい美術工芸品です。日本では室町時代にあたる16 世紀半ば、ドイツの貴族が娘のために作らせたという古い記録が残されています。
この展覧会では、かつて英米の二大プライベート・コレクションであった、イギリスのヴィヴィアン・グリーン・コレクションとアメリカのモッツ・ミニチュア・コレクションから、歴史的・芸術的に貴重なドールズハウスが展示されます。18 世紀後半作のアンティークの名品《ハスケル・ハウス》や、またモッツ家の人々が、住居を再現した「デモイン・バンガロー」は、家を四方向から覗き込める珍しいタイプで、1932 年当時の豊かなアメリカの暮らしを見ることができます。この他にも、文豪トマス・ハーディの家や、ピーターラビットの作者ベアトリクス・ポターが住んだヒルトップ・ハウスなど、現在の優れたドールズハウス作家の作品を目にする貴重な機会ともなります。
階上や部屋を超えて、生活空間全体を見渡せるドールズハウスは、実際には決して目にすることができない光景です。その非現実的ながらリアルな空間は、部屋を覗きこむ時、置かれた調度品が精巧であるほど、見る人の心を夢見心地にさせる不思議な迫力をもちます。見て・学び・愉しみ・遊べる、魅惑のドールズハウスの数々を、ぜひこの展覧会でご覧ください。
*掲載画像について
《ベアトリクス・ポターの家》1999年作
イングランド中部の湖水地方、ホークスヘッド村にある絵本作家ベアトリクス・ポターの家。ロンドンの裕福な家庭に育ったポターは、恋人の急死後、ヒルトップ・ハウスという名の田舎家を購入し、移り住みます。そして『子ねこのトムのおはなし』を始め7作品を書きました。このドールズハウスの内部の部屋には、未完成の箇所がありますが、時間と手間をたっぷりかけて、忠実に家の再現をしていくことも、ドールズハウスの楽しみ方の一つです。
開催日 | 2012年10月06日~2012年11月25日 |
---|---|
会場 | 平塚市美術館 |
会場住所 | 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
アクセス | JR 東海道線平塚駅より徒歩20 分。 または、平塚駅東改札口( 北口バスロータリー)4番のりばよりバス利用「美術館入口」下車、徒歩1 分。 |
入場料 | 一般700(560) 円、高大生500(400) 円 ※( ) 内は20 名以上の団体料金 中学生以下無料、毎週土曜日の高校生は無料 各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1 名は無料 65 歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体割引 |
営業時間 | 9:30 ~ 17:00 (入場は~ 16:30) 休館日 月曜日 |
イベントURL | www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/ |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年3月9日(日) 17:00
第2回えとせとら展「はた」
若手アーティスト団体「えとせとら」2回目のグループ展です! 絵画から映像まで、14人の基町高...
~
2025年3月2日(日)
高草滋汰個展「私たちが知っていること」
あなたは私の全てを知らないし 私はあなたの全てを知らない あなたも私もこの世の全ては知らな...
~
2025年2月16日(日) 19:00
伊藤興秋 書画展 生きている書と水墨 ...
生きた書を書くのに最も大切なのは呼吸です。筆禅道は禅や気功で練り上げた吐く息で、墨に命を吹き込...
~
2025年2月23日(日)
超視線展2024年優秀賞受賞者グループ...
本展は2024年6月に開催された「超視線展」の受賞者による企画グループ展です。