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<パナソニック 汐留ミュージアム>
サーカスはジョルジュ・ルオーが絶えず追求した主要なテーマです。道化師を中心にサーカスにまつわる多様な人物を描き、誰よりも優れた「道化師の画家」と呼ばれています。

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ルオー財団特別企画展 「ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス」展

ジョルジュ・ルオーの絵画作品の中で、サーカスのテーマは全体の3分の1を占めています。美術史全体においても、一人の画業の中でサーカスがこれほど大きな割合で取り扱われたことはないでしょう。
 ルオーは道化師を中心にサーカスにまつわる多様な人物像を描き、誰よりも優れた「道化師の画家」と呼ばれました。ロートレックやピカソなど近代画家の誰もがこの主題を取り上げるなか、ルオーがこのテーマを追求した理由は彼らとは全く異なります。彼は場末の市にかかる安サーカスや、うら哀しい旅回りのサーカスに特別に心を寄せ、その哀切さを通して人間本来の姿を暴き出そうとしました。
「われわれは皆、道化師なのです」と自身が語るように、彼らは罪深い社会で苦悩する人間を象徴する存在であり、彼らを描くことは人間の背負う苦悩や絶望を問いただし、またそうした世だからこそ求められる恩寵や愛を描き出すことだったのです。
 本展では、パリのルオー財団の特別協力により、サーカスを着想源にしてルオーが描いた初期から晩年までの重要な版画と絵画が一堂に集結します。また、ルオーが実際に見たサーカスのポスターやプログラム、当時の新聞・雑誌記事や絵葉書などの貴重な資料も初公開されます。19世紀末から20世紀初頭のサーカスやキャバレー文化を追いながら、ルオーの思想とサーカスとの接点を探り、ルオーがこのテーマを繰り返し描くことで何を表現したかったのかを解き明かす展覧会です。

*掲載画像について
シャルル・レヴィ
≪「シルク・フェルナンドマルティール通り夏の音楽会」ポスター≫
1880-1900年頃
カルナヴァレ美術館蔵
ⓒMusée Carnavalet/Roger-Viollet

開催日 2012年10月06日~2012年12月16日
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
会場住所 東京都港区東新橋1-5-1-4F パナソニック 汐留ミュージアム 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
アクセス JR新橋駅「烏森口」「汐留口」「銀座口」より徒歩約8分
東京メトロ銀座線新橋駅「2番出口」より徒歩約6分
都営浅草線新橋駅改札より徒歩約6分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩約5分
ゆりかもめ新橋駅より徒歩約6分
入場料 一般:800円 
大学生:600円 
中・高校生:200円 
小学生以下:無料
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:700円
20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
営業時間 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)

休館日
毎週水曜日
イベントURL http://panasonic.co.jp/es/museum/
東京都港区東新橋1-5-1-4F パナソニック 汐留ミュージアム
九州・福岡
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2025/2/15 ~ 2025/3/18
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2025/2/1 ~ 2025/2/28
九州・福岡
2025/1/24 ~ 2025/2/2
2012/12/17 00:25 投稿

ルオーは全身像と左上

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