開港都市にいがた 水と土の芸術祭2012
2012年7月14日(土) ~2012年12月24日(月)
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<万代島旧水揚場など>
「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」を基本理念としました。場の特性を感知し、さまざまな人、事、物、時間、空間、距離をつなぐ現代アートを道しるべに、水の記憶、土の歴史をたどりながら先人たちの営みに想いを馳せたいと思います。
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イベントDATA
「水と土の芸術祭2012」を開催します。この芸術祭は市町村合併を経て政令市となった新潟市が新たな都市イメージを模索する中で、水と土との関わりに共通の成り立ちを見出し、そこにアイデンティティを求めて始まった企画で、2009年に続き2回目の開催となります。
日本最長で最大の水量を誇る信濃川と第3位の水量と下流部で最大級の川幅を持つ阿賀野川。二つの大河が日本海に注ぐ河口部に新潟市は位置します。市を象徴する越後平野の低湿地や海岸部の砂丘列は、上流の山間地から長い時間をかけて運びこまれた土砂や沿岸の対馬海流などによって形成されたものです。
新潟市は、縄文時代の1万年以前から人が水と土とともに生き、生かされてきたところ。古来、自然は豊かな恵みをもたらすとともに、しばしば川は暴れ氾濫し、水害をもたらしてきました。ただ、その氾濫がなかったら越後平野が形成されなかったのも事実です。先人たちはその水と土に向き合い、濃密な関わりの中で順応し未来を拓いてきました。同時に自然への畏怖の念を忘れず、感謝や祈りを捧げる祭りや行事など、多彩な文化も育んできました。
新潟市には先人たちが築いてきた水と土の暮らし文化が今でも息づき、記憶を呼び起こす場はそこかしこに残っています。
今日、私たちがよりよく生きるため将来への展望を描く時、一度立ち止まって過去に学ぶことが大切です。そうした考え方に基づき芸術祭は「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」を基本理念としました。場の特性を感知し、さまざまな人、事、物、時間、空間、距離をつなぐ現代アートを道しるべに、水の記憶、土の歴史をたどりながら先人たちの営みに想いを馳せたいと思います。
2011年3月11日に起きた東日本大震災では、多くの命が失われ、大勢が住む土地を追われました。大津波や原発事故という非常事態に直面した今、私たちはこれまでの考え方や生き方を問い直すべき局面を迎えています。今回、地域と生命(いのち)の再生に向け「転換点」というテーマを設定したのも、そのことと無縁ではありません。アーティストによる解釈は幅を持ちながらも、より今日性の高い作品展開が期待されます。
4回にわたるシンポジウムでは「自然との共生」を共通テーマとし、多角的な視点から自然と人間との関係をとらえ直すとともに、持続可能な社会にいたる道筋を探っていきたいと思います。
芸術祭を通じ、新潟の独自性としての水と土の文化から普遍的な価値観を導き出すことで、次世代の希望につながる明日への扉を開くことができたら幸いです。
開催日 | 2012年07月14日~2012年12月24日 |
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会場 | 万代島旧水揚場など |
会場住所 | 新潟市中央区万代島4-1 地図 |
地域 | 甲信越 / 新潟 |
アクセス | メイン会場万代島旧水揚場へは 新潟駅から バス1:「佐渡汽船線」万代口バスターミナル⑤番線から「佐渡汽船」行きで10分、「朱鷺メッセ」下車 徒歩1分 バス2:「新潟空港線/松浜線/臨港線」万代口バスターミナル⑥番線から「新潟空港/松浜/北葉町」行きで約10分、 「宮浦中学前」(ピアBandai前)下車 徒歩8分 ※その他会場アクセスなど詳細はイベントURLよりご確認ください。 |
入場料 | パスポート 一般 2,000円 学生・65歳以上 1,500円 高校生 600円 |
営業時間 | 10:00~20:00 (会場に異なる、詳細はイベントURLよりご確認ください) |
イベントURL | http://www.mizu-tsuchi.jp/ |
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