Future Beauty 日本ファッションの未来性
2012年7月28日(土) ~2012年10月8日(月)
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<東京都現代美術館>
日本ファッションが持つ創造性と、その力強いデザインに潜む文化的背景に焦点を当てた「Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion」展。ロンドン、ミュンヘンで開催され、高い評価を得ました。新たな作品を加え、ヴァージョンアップした「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展を2012年、東京で開催します。
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イベントDATA
日本ファッションが持つ創造性と、その力強いデザインに潜む文化的背景に焦点を当てた「Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion」展。2010年にバービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)、2011年にハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)で開催され、高い評価を得ました。新たな作品を加え、ヴァージョンアップした「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展を2012年、東京で開催します。
20世紀後半、日本のファッションは、日本経済の成長と共に世界に羽ばたき、その独自性を開花させました。1970年代に高田賢三や三宅一生が欧米で活躍を始めます。彼らに導かれて、1981年、川久保玲や山本耀司がパリでデビュー。欧米の美意識から解き放たれた日本デザイナーの作品は、〈前衛的〉と評され、その表現には賛否両論が飛び交いました。しかし、日本ファッションこそがやがて、ファッション界を牽引していくことになりました。
平面性、素材の重視、無彩色など、三宅、川久保、山本らの作品には、西洋的な美意識にとらわれない独自の表現と強度を持ったスタイルが備わっていました。彼らが西洋中心的だったファッション界に与えた影響の大きさは、彼らを尊敬するデザイナーが国籍問わず存在し、その〈前衛的〉だった表現がさまざまなレベルで一般化されているのをみれば明らかです。彼らの最も大きな功績は、アートからの視線を引き付けるなどファッションの可能性を大きく広げたこと、西洋の美意識の枠内に留まっていたファッションの創造性の扉を広く世界へと開いたことだといえるでしょう。
20世紀末以降、自由で創造性のあるスタイルを生み続け、着ることの新たな意味を提示する〈クールな場〉として、常に世界の視線を集め続ける日本。その後も現在まで、次世代の 才気溢れるデザイナーたちが、独自の視点から服の新たな表現を追い求めています。
この度の東京都現代美術館での展示は、海外巡回の内容に加えて「日常にひそむ物語」というセクションを新たに設け、今後の方向性を示唆する若手のファッションデザイナーの作品も併せて紹介します。
80年代の「脱構築と革新」から、90年代の“生きるコンセプトを「Attitude(態度)」として見せる世代の表現”を経て、2000年代の食べる、眠る、友人とおしゃべりをするといった"日々の行為=「Behavior(ふるまい)」をもとにした「共感」世代のデザイン"。30年にわたるこれらの変遷を通覧することで、日本ファッションの未来性がみえてきます。
開催日 | 2012年07月28日~2012年10月08日 |
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会場 | 東京都現代美術館 |
会場住所 | 東京都江東区三好4-1-1 都立木場公園内 地図 |
地域 | 東京 / 墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区(お台場など) |
アクセス | 東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分 都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分 |
入場料 | 一般1,000円(800円) 大学生・65歳以上800円(640円) 中高生500円(400円) 小学生以下無料 *( )内は20名様以上の団体料金。 *障害者手帳をお持ちの方とその付添者2名、第3水曜日に観覧する65歳以上は無料 *本展チケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。 |
営業時間 | 10:00 〜 18:00(入場は閉館の30分前まで) 休館日 月曜日 ただし9/17、10/1、8は開館、9/18(火)は休館 |
イベントURL | http://www.mot-art-museum.jp |
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