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<三重県立美術館>
19世紀後半、欧米におけるジャポニスムの源泉の一つとなった、現在の鈴鹿市白子特産の伊勢型紙と西洋美術との関係を紹介します。あわせて、伊勢型紙の歴史と展開をたどる展示も行います。

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開館30周年記念 KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン

「型紙」とは、江戸小紋や長板中形、型友禅などの染色工程で用いられ、和紙を柿渋で貼り合わせた地紙に、特製の彫刻刀で精緻な文様を彫りぬく日本の伝統工芸です。江戸時代中期以降、三重県鈴鹿市の白子・寺家地方が、独占的に制作・供給し、型紙といえば「伊勢型紙」と呼ばれるほどになりました。



 この日本の染色文化の大きな柱を担っていた型紙が、19世紀後半、江戸から明治へと時代が移り変わるちょうどそのころ、何千何万という単位でヨーロッパを中心とした海外へもたらされた事実はほとんど知られていません。型紙のもつ繊細かつ斬新なデザインは、現地の画家や工芸家、デザイナーたちに大きな影響を与え、各地で浮世絵に次ぐ、「もうひとつのジャポニスム」と呼ぶべき熱狂の渦が巻き起こりました。



2012年8月、三重県立美術館30周年を記念してお送りするのは、日本の伝統工芸である「型紙」を軸に、ヨーロッパやアメリカの近代さらには現代の美術まで、時代やジャンルを超えて横断する、全く新しい試みの展覧会です。

展覧会は、国内外の70か所にものぼる所蔵先から集めた作品約400点によって構成されます。「型紙」から「KATAGAMI」へ。ある時は絵画に、ある時は工芸に、ある時はデザインに。様々な形で織りなされる型紙をめぐる物語をぜひご堪能ください。

*掲載画像について
型紙  梅に変り芝翫縞 リバティ社
Ⓒ Liberty Art Fabrics

開催日 2012年08月28日~2012年10月14日
会場 三重県立美術館
会場住所 三重県津市大谷町11番地 地図
地域 東海 / 三重
アクセス 津駅(JR線・近鉄)西口より徒歩10分
または
津駅西口より三重交通バス循環津駅西口(むつみが丘・つつじが丘経由)行き、総合文化センター行き2分、「美術館前」下車徒歩1分
入場料 一般 1000(800)円
高大生 800(600)円
小中生 500(300)円

*( )内は前売り料金および20名以上の団体料金。
*障害者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料。
営業時間 9:30―17:00 (入館は閉館の30分前まで)

休館日
9月3日(月)、10日(月)、18日(火)、24日(月)、10月1日(月)、9日(火)
イベントURL http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
三重県津市大谷町11番地

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