［開催概要］
展覧会名：RADICAL SHOW2012（ラディカルショー2012）

会期：2012年9月5日（土）ー10 月２日（火）
　　　
会場：渋谷Hikarie 8／CUBE1,2,3
時間：11:00ー20:00
＊展示替えのため、9月11日（火）、 18日（火）、 25日（火） は、
　11:00ー16:00までとなります。
住所：〒150-8510 東京都渋谷区2-21-1 8階
アクセス：東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、ＪＲ線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

主催：京都造形芸術大学
プロデュース：後藤繁雄（教授）
選考審査員：大野木啓人（副学長）／浅田彰（大学院長）／椿昇（美術工芸学科長）／後藤繁雄


［展示構成］
「RADICAL SHOW」は１カ月を4期に分け、個展、テーマを明確に設定したグループ展、デザインストアという独立した3つの構成により行います。
◎1.2期では個展というかたちにこだわり、京都造形芸術大学の期待の作家、未来を担うアーティストとして「RADICAL」ー急進的、根源的に作品、世界に立ち向かえる作品が並びます。青年期に3.11を経験したこと、例えばそれは作家としてはつらく、美しい経験でもありえた、と後々に語られるでしょう、彼らは「RADICAL」という姿勢を貫ける、強者達の紹介でもあります。

◎3期には、「RADICL IN NATURE」というテーマを掲げ、自然への愛情、畏怖を様々な手法で表現します。それは、私たちはあくまでも自然の中で暮している、というところから始まります。確かに、西洋では「art」の由来が「against nature」であり、アートが自然への反抗である認識は垣間見えますが、日本においては現代でも、ある種のアニミズム的な共通意識があります。アニミスティックな力を信じ、決して宗教的ではなく自然の中に生きるということは、自らにどんな位置づけであるのか、模索、言及された作品が並びます。

◎4期には、デザインのグループ展ですが、同時にそこで実際に作品が買える、デザインストア形式です。従来、ミックスして行っていたデザインとアートの展示を分け、デザインそのものを社会とすりあわせる場つくりを心がけております。デザイン学生がつくるグラフィック、プロダクツ。最早、大量消費、大量生産の時代ではない現在に、3.11後の日本に何が必要なのか。ものが溢れかえる時代に、更にものをつくろうと志す、若手デザイナー達の、批評的に、意義深いデザインストアになるでしょう。


1期　9/5（水）ー9/11（火）11:00-20:00 / 最終日は16:00まで
江畑芳 個展「The Dusking」
井上康子　個展「ざわめきの観測　Observation of noise」　
田中祐子　個展「Sea Breath」

2期　9/12（水）ー9/18（火）11:00-20:00 / 最終日は16:00まで
久保智昭　個展「rule 256」
西垣肇也樹　個展「ツイン・ウォールズ」
富田直樹　個展「いつか」　

3期　9/19（水）ー9/25（火）11:00-20:00 / 最終日は16:00まで
アートグループ展「RADICAL IN NATURE」
＊日本画、油画を中心とした平面作品の展示
出展作家：岩泉慧 ／ 金子夏季 ／ 嶋春香 ／ 白井賢吾 ／ 田辺真弓 ／ 戸田香織 ／
三浦真衣 ／ 武者宏迪 ／ 葉忠宜

４期　9/26（水）ー10/2（火）11:00-20:00 / 最終日は16:00まで
デザインストア展「RADICAL STORE」＊デザインプロダクツの展示、販売
出展作家： 有本ゆみこ ／ 小野由理子 ／ 小山恵未 ／ 濃野司（nono）／ 永田幹（ZOO）／
二十一美紗子 ／ ＦＡＮＩＣＨＡ（見島弘将、飯田喬） ／ 前田七彩 ／ 古川帆南美