日米交換船とその時代
2012年8月11日(土) ~2012年12月9日(日)
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<日本郵船歴史博物館>
本展を通じて、太平洋戦争という困難な時代に、船会社が懸命に果たした人道的支援の一端をご覧いただければ幸いです。
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イベントDATA
太平洋戦争中、全ての商船は国家の統制下におかれていました。かつて華々しく航海した客船は陸軍、海軍に徴用され、なかには航空母艦へと改造されるものもありました。この戦争の最中、そうした軍事徴用を一時解かれ、二ヶ月にも渡る歴史的航海の大役を果たした交換船という船が存在したことをご存知でしょうか。
交換船とは、戦時国際法にのっとり、「敵国」に残された人々を中立国の港で交換し合った船のことで、その重責を伴う運航は、海運会社日本郵船に託されました。開戦時、それぞれの相手国には外交官をはじめ、ジャーナリスト、企業駐在員、学者、学生等、数多くの自国の人々が暮らしていました。交換船は、わずかな中立国を頼りに、国交が断絶する「敵国」から、彼らを安全にそれぞれの自国に帰すという困難極める歴史的航海を行ったのです。またこの交換船には、経済学者都留重人(1912-2006)や哲学者鶴見俊輔(1922-)をはじめとする、戦後日本を代表する多くの知識人たちが乗り合わせていたという興味深い事実もあります。
本展ではこの交換船を中心に、商船が戦争に巻き込まれていった時代背景についてもご紹介します。本展を通じて、太平洋戦争という困難な時代に、船会社が懸命に果たした人道的支援の一端をご覧いただければ幸いです。
開催日 | 2012年08月11日~2012年12月09日 |
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会場 | 日本郵船歴史博物館 |
会場住所 | 神奈川県横浜市中区海岸通3丁目9 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
アクセス | みなとみらい線「馬車道駅」6番出口→徒歩2分 JR「関内駅」北口→徒歩8分 横浜市営地下鉄「関内駅」3番/4番出口→徒歩7分 |
入場料 | 一般 400円 シニア(65歳以上)・中学生・高校生 250円 小学生 無 ※日本郵船氷川丸とのセット券もあります |
営業時間 | 10:00~17:00 (ご入館は16:30まで) 休館日 月曜日 |
イベントURL | http://www.nyk.com/rekishi/ |
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