人間国宝 大坂弘道展 正倉院から甦った珠玉の木工芸
2012年11月29日(木) ~2013年2月11日(月)
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<練馬区立美術館>
伝承技術による伝統工芸、民藝より連なる生活工芸、モダンアートの領域に括られる工芸未来派などとは、一線を画した孤高の木工作家、大坂弘道の復古王朝風の超絶技巧をご堪能ください。
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イベントDATA
大坂弘道(1937生)は1997年、重要無形文化財(人間国宝)に認定された練馬区在住の木工芸作家です。
鳥取県倉吉市に生まれた大坂は東京学芸大学美術科卒業後、練馬区内の中学校で教員を務め、34歳頃から本橋玉斎、氷見晃堂(1906-75、人間国宝)、竹内碧外(1896‐1986)らに師事、薫陶を受け、唐木細工、指物などの木工技法を独学し研鑽を積みます。
1980 年に宮内庁から正倉院宝物の模造を委嘱されてより、教員を辞して調査・研究に没頭、試行錯誤を重ね、ついに失われた技法の再現に成功。1986 年「紫檀木画箱」の復元模造を完成し、正倉院に納めています(この試作品が当館に寄託され、今回出品されます)。
東南アジア系の黒柿や紫檀、黄楊などを素材に、生活工芸とは一線を画した王朝風のクラシカルなスタイルを守りながら、透かし彫りや金属象嵌など新しい技術や復元した技法を駆使して、これまでの木工芸の枠にはまらない精緻かつ多彩な、大坂独自の世界を展開しています。年に1、2 点しか完成を見ない新作には、必ず新しい技法を研究し、取り入れるという姿勢には大坂の気概が感じ取れます。
平成15年を境に大坂は作品を公開しておらず、近作の約20点は未知の領域ともいえる作品群です。
その初公開と目を見張る変貌ぶりも本展の見どころの一つです。
40 年に亘る制作活動から生み出された作品のほとんどにあたる、45点が当館に寄託されたことを
記念して60点の作品で大坂木工の全貌を紹介するものです。
*掲載画像について
黒柿蘇芳染宝相華文嵌荘花形盒子
(くろがきすおうぞめほうそうげもんがんそうはながたごうす)
2002年
開催日 | 2012年11月29日~2013年02月11日 |
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会場 | 練馬区立美術館 |
会場住所 | 東京都練馬区貫井1丁目36番16号 地図 |
地域 | 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など) |
アクセス | 西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通/都営大江戸線練馬駅乗り換え石神井公園方面へ1駅) 中村橋(池袋駅より6駅目約16分)下車 徒歩3分 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 午前10時~午後6時 ※入館は午後5時30分まで 休館日 :毎週月曜日 但し12月24日、1月14日、2月11日(月・祝)は開館、翌日休館 |
イベントURL | http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/ |
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