畠中光享コレクション 華麗なるインド-インドの細密画と染織の美-
2012年11月3日(土) ~2012年12月26日(水)
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<新潟市新津美術館>
インドミニアチュール、インド染織をあわせて見ることのできる貴重な展覧会です。
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イベントDATA
インド美術のカテゴリーの中で主要な役割をしめるミニアチュール絵画(細密画)と染織による展覧会です。
インドミニアチュール絵画には、美しい線と鮮やかな色彩によって小さな画面の中に広々とした豊かなロマンの世界が展開しています。
インドミニアチュールは、16世紀後半からインドに流入したヨーロッパ絵画の写実的表現の影響を受けたイスラム教徒のムガール絵画と、ラジャスタンやヒマラヤ丘陵地帯のヒンドゥ教徒の諸藩主国で描かれたラージプト絵画に大別されます。ラージプト絵画は、古くからの伝統的な絵画思考とムガール自然主義的要素が交じり合い、多くの藩主国が独自の特徴をもって多彩な展開をしました。
また、インドの染織は古くから世界中の垂涎の的でした。染色技法の難しい木綿生地に、赤や黄色で色鮮やかに文様染された更紗や複雑な絞り、日常的な刺繍から考えられないほどの細かい宮廷や輸出用の刺繍。織物では、金糸や銀糸を大量に用いたブロケードや、一枚織るのに3年は有したというカシミールショール、手紡ぎ手織りの“風のような布”と呼ばれる極細糸の木綿のモスリンなど、イギリスをはじめ世界に影響を与えたインドの染織の美を一堂に展示します。
特にインドミニアチュールの系統的で本格的なまとまった国内での展示はこれまで皆無で、インド染織をあわせて見ることのできる貴重な展覧会です。本展覧会は新津美術館開館15周年を記念し、日本画家畠中光享氏が40年近くにわたり収集したコレクションより約300点余りを選びご紹介するものです。今年は日印友好協定60周年の年でもあります。絵画の本質を問い、染織の心と技術を通して現代の私たちが進むべき道を探る糸口であることを願っています。
*掲載画像について
ガルーダに乗るヴィシュヌ
1780年頃
開催日 | 2012年11月03日~2012年12月26日 |
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会場 | 新潟市新津美術館 |
会場住所 | 新潟県新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1 地図 |
地域 | 甲信越 / 新潟 |
アクセス | ●JR古津駅から徒歩20分 ●JR新津駅東口からタクシー15分/JR矢代田駅からタクシー5分 ●JR矢代田駅 秋葉区バス《新津駅東口行》乗車約7分 「美術館・植物園前」下車徒歩約1分 新潟交通バス《新津駅行》乗車約3分 「新津美術館入口」下車徒歩約5分 その他詳細についてはイベントURLよりご確認ください。 |
入場料 | 一般700円(560円) 大学・高校生500円(400円) 中学生以下無料 ※( )内は有料20名以上団体、「SLばんえつクーポン」持参の方 障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(手帳をご提示下さい) |
営業時間 | 午前10時~午後5時 (観覧券販売は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(ただし12月24日は開館) |
イベントURL | http://www.city.niigata.lg.jp/nam/index.html |
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