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<松屋銀座8階イベントスクエア>
生誕100年にあたる2013(平成25)年3月に、一周忌にあわせてその書業を回顧する、追悼「生誕100年 杉岡華邨展」を松屋銀座8階イベントスクエアで開催いたします。

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追悼「生誕100年 杉岡華邨展」

現代かな書の象徴的存在である文化勲章受章の杉岡華邨(すぎおかかそん)は、古筆の研究を踏まえた書道理論に基づく独自の書風を確立し、日本の書壇に大きな足跡を残して2012(平成24)年3月3日、98歳で亡くなりました。生誕100年にあたる2013(平成25)年3月に、一周忌にあわせてその書業を回顧する、追悼「生誕100年 杉岡華邨展」を松屋銀座8階イベントスクエアで開催いたします。

杉岡華邨は1913(大正2)年、奈良に生まれ、奈良師範学校を卒業、漢字を辻本史邑に学んだのち、かなを尾上柴舟、日比野五鳳に師事しました。辻本史邑からは漢字書法の基本を、尾上柴舟からはかなの線、日比野五鳳からは文字造形を学び、平安朝以来の伝統に根ざしたアカデミックなかな書の本流を切り開きました。

1978(昭和53)年「酒徳」で日展文部大臣賞、83(昭和58)年には「玉藻」で日本芸術院賞を受賞。89(平成元)年に日本芸術院会員、95(平成7)年に文化功労者、そして2000(平成12)年に文化勲章を受章するなど、名実ともに現代書壇の最高峰として、創作活動に専念しました。
一方、平安朝かなの研究者として、書家の眼からでしか解決できない多くの成果を残し、大阪教育大学教授として後進の指導にも努めました。『書道』『かな書き入門』『寸松庵色紙』『古筆に親しむ』『源氏物語と書生活』など著書も多く、また教育者として、書写書道教育の理論である『書教育の理想』を著しています。

本展は、杉岡華邨の輝かしい書業を振り返る大回顧展となります。軸、額、屏風、帖、巻子、着物仕立ての作品など100余点を通し、一作家の作風の変遷とそこを貫く美意識を明らかにするとともに、最後まで作品制作に精魂をそそいだ人生の軌跡をたどります。

*掲載画像について
「近江京感傷(平成24年 絶筆)」
奈良市杉岡華邨書道美術館 蔵
※写真の無断転載を禁じます

開催日 2013年02月28日~2013年03月11日
会場 松屋銀座8階イベントスクエア
会場住所 東京都中央区銀座3-6-1 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線
「銀座駅」A12番出口直結

東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」
9番出口より徒歩3分

都営地下鉄浅草線「東銀座駅」
A8番出口より徒歩3分

JR「有楽町駅」より徒歩8分
入場料 一般1,000円
高大生700円
中学生以下無料
営業時間 午前10時~午後8時
(最終日は午後5時閉場。入場は閉場の30分前まで)
電話番号 問い合わせ先:03-3567-1211(松屋銀座大代表)
イベントURL http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/
東京都中央区銀座3-6-1

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