生誕100年/追悼 彫刻家 佐藤忠良展 「人間」を探求しつつけた表現者の歩み
2012年11月23日(金) ~2013年2月24日(日)
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<宮城県美術館>
佐藤忠良は1912(明治45)年7月4日に宮城県で生まれ、2011年3月30日に東京都杉並区のアトリエで98年の生涯を閉じました。一周忌となる本年は生誕100年の年でもあり、この機に、宮城県美術館の特別展示室で回顧展を開催いたします。
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イベントDATA
佐藤忠良は1912(明治45)年7月4日に宮城県で生まれ、2011年3月30日に東京都杉並区のアトリエで98年の生涯を閉じました。一周忌となる本年は生誕100年の年でもあり、この機に、宮城県美術館の特別展示室で回顧展を開催いたします。
この展覧会では「リアリズム」という視点から佐藤の創作活動を再検証します。学生時代から人間像ばかりをつくり続けてきた佐藤忠良の制作の基本は、写実です。戦後、抽象美術の台頭とともに、それまでの写実彫刻は、具象彫刻と呼ばれるようになり、写実の概念も拡がります。佐藤忠良の創作は、こうした具象表現の歩みと重なりますが、独自の作風を確立する過程を「写実主義」という観点でふり返ってみます。
リアリズムには、もうひとつ「現実主義」という訳語もあります。佐藤は、市井の労働者をモデルにした頭像など早くから社会的テーマを扱い、また絵本や美術教科書の出版にも関わり、現実社会に向けた表現活動を実践してきました。社会と美術、社会と美術家という問題について、多様な作品群を通して、この彫刻家の芸術観と社会観にも迫ります。
《群馬の人》や《帽子・夏》など各時代の彫刻の代表作を網羅するとともに、戦前からの絵本や、装幀、挿絵を担当した戦後の雑誌などの出版物、依頼によって制作したトロフィーやメダル、肖像彫刻の石膏原型など、歿後に宮城県に寄贈された初公開の資料などを含めて、創作表現活動の全容を紹介します。
*掲載画像について
《緑の風》 1977年
Photo by Norihiro Ueno
開催日 | 2012年11月23日~2013年02月24日 |
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会場 | 宮城県美術館 |
会場住所 | 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 地図 |
地域 | 東北 / 宮城 |
アクセス | 川内方面を目指して広瀬通りを西向きに進み、仲ノ瀬橋を渡ってまもなく。 JR仙台駅から車で約10分。 |
入場料 | 一般1,000円(900円) 学生500円(400円) 小・中学生,高校生300円(200円) ( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分 ― 午後5時 (観覧券の発売は午後4時30分まで) 休館: 月曜日(ただし12月24日,1月14日,2月11日は開館)、 12月25日-1月11日,1月15日,2月12日 |
イベントURL | http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/main/index.html |
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