彫刻のちから 佐伯留守夫、齋藤誠治、篠崎明雄 宇都宮が生んだ彫刻家三人展
2013年1月6日(日) ~2013年2月11日(月)
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<宇都宮美術館>
「彫刻のちから」展は、宇都宮出身の三人の彫刻家の作品を紹介する展覧会です。
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イベントDATA
佐伯留守夫(1912~1986年)は、木彫を中心に、直立した人物像を制作し続けた彫刻家です。佐伯は1937(昭和12)年、東京美術学校(現・東京芸術大学)を卒業後、近代的な木彫着彩の作品で改組第1回文展に入選しますが、その後しだいに様式的な造形美を追及していきます。エジプト彫刻を感じさせるその作風は、直立することの意味を私たちに問いかけてきます。
齋藤誠治(1933~)は、石彫を中心に木彫やブロンズ鋳造など、今なお旺盛な制作を続ける彫刻家です。齋藤は東京芸術大学卒業後、アメリカへ渡りその後はニューヨークを中心に制作活動を続けています。その作品は、赤子の誕生を克明に描写した“嬰児シリーズ”が物語るように、一貫して“いのち”をテーマにし、抽象的で、より具体的な“いのちのかたち”を示してくれます。
篠崎明雄(1934~1993)は、木彫とブロンズ鋳造を中心に、静かにたたずむ独特の造形を生み出した彫刻家です。篠崎は東京芸術大学卒業後、新制作協会を中心に作品を発表しました。1972(昭和47)年、東京芸術大学の職を辞した後、私費でヨーロッパ留学を行ないます。その後の作品は、植物的な生命を感じさせる造形で、宗教的なおごそかさを感じさせてくれます。
本展覧会では、三人の作品を約120点紹介し、近年変わりつつある彫刻のあり方に対して、伝統的な素材や技法をあらためて見直すとともに、空間におよぼす彫刻の力だけでなく、素材と対峙する制作行為そのものがもつ、彫刻の潜在的なちからを感じていただきたいと思います。
開催日 | 2013年01月06日~2013年02月11日 |
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会場 | 宇都宮美術館 |
会場住所 | 栃木県宇都宮市長岡町1077 地図 |
地域 | 北関東 / 栃木 |
アクセス | JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。 JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。 |
入場料 | 一般:700円(560円) 大学生・高校生:500円(400円) 中学生・小学生:300円(240円) ()内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(1月14日は開館)および1月15日(火) |
イベントURL | http://u-moa.jp |
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