P A V I L I O N
2013年3月30日(土) ~2013年7月28日(日)
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<岡本太郎記念館>
岡本太郎とChim↑Pom(チンポム)によるコラボレーション企画展
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イベントDATA
2011年5月、岡本太郎生誕百年の真っ只中に事件は起きた。
何者かが『明日の神話』に煙を上げる福島第一原発を付け足したのだ。
社会部ネタとして全国に報道され、記念館にも取材が殺到した。
記事のトーンはいずれも「悪質ないたずら」だった。
だが一見して壁画と太郎に敬意を払っていることがわかる。
それはあきらかに悪ふざけではなく表現だった。
だからぼくは、太郎サイドの「怒りの声」を期待する取材に対して、一貫して「いたずらと切り捨てるべきではない」と言い続けた。
騒動に巻き込まれながら、「これをやったゲリラを正規のリングに立たせたら、いったいなにをするのだろう」と想像した。オフィシャルなフィールドにステージを用意し、正々堂々、正面から太郎にぶつけてみたい。そう思ったのである。
やがてChim↑Pomの仕業とわかる。
ぼくは彼らについてなにも知らなかったのだが、後日じっくり話しあう機会を得た。
そしていつかアイデアを決行しようと腹を決めた。
太郎の聖地をコラボレーション作品で埋め、数ヶ月にわたる評価に晒される。
それはゲリラよりはるかに難しい仕事だ。注がれる視線も甘くはないだろう。
だがあの一件で世間を騒がせた彼らにはそのリスクを引き受ける責務がある。
こうしてこの展覧会ができた。
記念館がこれまでに経験したことのない気配に包まれている。
いまは無き芸術家と正面から格闘しようとした若い想像力の軌跡を見てほしい。
そこにあるのは悪ふざけでも賛美でもない岡本太郎との真摯な対話だ。
むろんChim↑Pomと組む以上はこちらにも覚悟が要る。
刺激的な作品には賛否あるだろう。あるいはふたたび物議をかもすかもしれない。
彼らと等しく館も責任を引き受けるつもりだ。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
(岡本太郎記念館HPより)
開催日 | 2013年03月30日~2013年07月28日 |
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会場 | 岡本太郎記念館 |
会場住所 | 東京都港区南青山6-1-19 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
アクセス | 営団地下鉄 【銀座線】・【千代田線】・【半蔵門線】 『表参道』駅より徒歩8分 都営バス(渋88甲系統) 【新橋駅北口行】【渋谷駅行】 『南青山六丁目』下車徒歩2分 |
入場料 | 一般 \600(\500) 小学生 \300(\200) ※( )内は15人以上の団体料金 |
営業時間 | 10:00~18:00(最終入館17:30) 休館日:火曜 |
イベントURL | http://www.taro-okamoto.or.jp/ |
イベントX(旧twitter) | taro_kinenkan |
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