印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで
2013年10月4日(金) ~2013年12月23日(月)
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<国立新美術館>
本展は、オランダのクレラー=ミュラー美術館の特別協力のもと、スーラ、ファン・ゴッホ、モンドリアンを中心にした、フランス、オランダ、ベルギーの画家たちによる色彩の探求を検証するものです。
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イベントDATA
19世紀末から20世紀前半のヨーロッパ絵画において色彩は、外界の事物を再現するという役割から次第に解放され、ひとつの表現として自立していきます。色彩の独立は、印象派の筆触分割に、その萌芽を見出すことができます。新印象派の代表的な画家であるスーラは、印象派の感覚的な筆触分割には飽きたらず、科学的な知識をもとに独自の点描技法を開拓しました。色彩を純色の小さな点に分解して描く分割主義は、フランスを超えてヨーロッパ各地に瞬く間に広がります。そして、シニャックによる理論化にも後押しされて、抽象絵画の創設にも大きく貢献しました。オランダからパリに出たファン・ゴッホは、新印象派の技法に大きな着想を得て色彩を探求し、やはり点描を通過したモンドリアンは後年、三原色に分割された宇宙的な調和に満ちた抽象絵画へと到達したのです。
本展は、ファン・ゴッホの優れたコレクションで知られるオランダのクレラー=ミュラー美術館の特別協力のもと、スーラ、ファン・ゴッホ、モンドリアンを中心にした、フランス、オランダ、ベルギーの画家たちによる色彩の探求を検証するものです。国内の所蔵機関の協力も得て一堂に展示される、油彩画、水彩画、素描、約90点にも及ぶ珠玉の作品を通じ、絵画の真髄ともいえる色彩の輝きを新たな目で捉えなおします。
巡回予定
【広島展】 2014年1月2日(木)~2月16日(日) 広島県立美術館
【愛知展】 2014年2月25日(火)~4月6日(日) 愛知県美術館
*掲載画像について
フィンセント・ファン・ゴッホ
《種まく人》
1888年 油彩/カンヴァス 64.2×80.3cm
クレラー=ミュラー美術館
Ⓒ Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands
開催日 | 2013年10月04日~2013年12月23日 |
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会場 | 国立新美術館 企画展示室1E |
会場住所 | 東京都港区六本木7-22-2 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
アクセス | ◎東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結) ◎都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口 徒歩約4分 ◎東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口 徒歩約5分 |
入場料 | 一 般:1,500円(1,300円) 大学生:1,200円(1,000円) 高校生:800円(600円) ※( )内は前売または団体料金は20名以上 ※中学生以下、障害者手帳をご持参の方と付添の方1名は無料 ※前売券は2013年7月1日(月)から10月3日(木)まで販売。 |
営業時間 | 10:00~18:00 金曜日は20:00まで 入場は閉館の30分前まで。 毎週火曜日休館 |
電話番号 | ハローダイヤル 03-5777-8600 |
イベントURL | http://km2013.jp/ |
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