アキバタマビ21 第30回展覧会「超物質的幻(シュルマテリエルヴィジオンズ)」
2013年8月3日(土) 12:00 ~2013年9月15日(日) 19:00
本展では絵画から出発した作家4名が、それぞれに「描く」「見る」を通して、生きるために沿う意味連関のやり直しを求めて、夏の太陽の下で生きた体=〈超物質的幻(シュルマテリエルヴィジォンズ)〉を作るプロジェクトである。
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超物質的幻(シュルマテリエルヴィジォンズ)とは
何かを生み出そうとする時に手にとる素材。その中を通り、生きる、制作という労働。
見えるすべてを手がかりにして湧き起こる感覚。
作品をつくる、そして作品を見るという行為は、どこか境界を生きることに近い。私たちはここで、そうした境界を持つ生の体を手に入れること、境界という一種の幻の基体となるような、作品という肉体をつくりたいと考えている。
超物質的幻(シュルマテリエルヴィジォンズ)とは、音声が意味を帯びること、または意味が音(ね)に変わるような、そんな行き来の次元を物質と表象のあいだに作り出そうとする行為、そしてそのことが行き着いた結晶体(作品)の名前である。
ある断片・破片が波立ちながら徐々に法則性を見出して行くこと、
静止の姿のなかで巻貝のように背後の音・運動が像を解体し逃がして行くこと――。
超物質的幻は、幻(イメージ)とその土台とみなされていた物質とが、関係を転覆させることでみせる世界の可能性であり、そんなふうによむことを要求する。
本展では絵画から出発した作家4名が、それぞれに「描く」「見る」を通して、生きるために沿う意味連関のやり直しを求めて、なにかを掘り返し、剥がそうと試み、どこかへ積もっていく物事の上澄みを掬い取り編みなおそうと汗を流す。そうして、夏の太陽の下で生きた体=〈超物質的幻(シュルマテリエルヴィジォンズ)〉を作るプロジェクトである。
■会場:アキバタマビ21
■会期:2013年8月3日(土)~9月15日(日)
■会場時間:12:00〜19:00 (金・土は20:00まで) 火曜日休場
■入場料:無料
【出展作家】
・佐々木菜緒
( Nao SASAKI・2013年度 美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 )
・末岡由佳理
( Yukari SUEOKA・2013年度 美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 )
・pirus
( pirus、ピルス・2013年度 美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 )
・松本玲子
( Reiko MATSUMOTO・2013年度 美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 )
【関連プログラム】
◆オープニング・パーティー
8月3日(土)17:30〜19:30
●思考のワークショップ 「織り目としての〈 素描 designare 〉」
8月11日(日)16:00〜17:30
*ゲストと出品作家によるワークショップを行います。
ゲスト:諸川春樹(西洋美術史 多摩美術大学教授)
●シンポジウム 「子音のパースペクティブ ―運動と結晶体をめぐって― 」
8月23日(金)18:00~19:30
*ゲストと出品作家によるシンポジウムを行います。
ゲスト:林道郎 (美術研究家・批評家 上智大学教授)
松浦寿夫 (画家・美術研究家 東京外国語大学教授)
【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
※「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある―そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。
開催日 | 2013年08月03日 12:00~2013年09月15日 19:00 |
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会場 | アキバタマビ21 |
会場住所 | 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
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