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<練馬区立美術館>
森鷗外の短編小説「天寵」の主人公M君のモデルとなった画家・宮芳平(1893~1971)を紹介する企画展です。

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生誕120年 宮芳平展 -野の花として生くる。

宮芳平は新潟県魚沼に生まれ、理想の画家になるため東京美術学校に学びます。
在学中の大正3(1914)年、第8 回文展に自信作《椿》を出品するも落選、その理由を審査委員であった森鷗外に尋ねにいったことから二人の交流が始まりました。翌年の第9 回文展にはアールヌーボーを取り入れた象徴派風の作品≪海のメランコリー≫が入選。この頃、キリスト教的雰囲気をもった作品≪聖夜≫なども制作。日本美術院洋画部では、デッサンコンクールで村山槐多をうならせたという伝説をもっています。
また、病床の中村彝のもとに通い絵をみてもらいながら、画家としての成功を夢見ますが、1923 年に長野県諏訪高等女学校の美術教師の職を紹介してもらうと、諏訪に落ち着き、誠実に子供たちと風景を見つめ、生涯、市井の画家として絵を描き続けました。
亡くなってから40 年以上がたちますが、今でも教え子たちに愛され、熱心なファンを持つ知られざる画家です。本展は生誕120 年を記念し、鷗外に愛され、生涯を野の花のように素朴に生きた宮芳平の画業の全貌を紹介し、油彩画のほか、素描、銅版画、ペン画など多彩な魅力に迫ります。

■[記念コンサート]
[日時]11月9日(土)15:00~ 「宮芳平が愛聴していた楽曲」
奏者=大松暁子氏(ヴァイオリン)・塚田誠氏(ピアノ)
*会場は美術館ロビー。

開催日 2013年09月15日~2013年11月24日
会場 練馬区立美術館
会場住所 東京都練馬区貫井1-36-16 地図
地域 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)
アクセス 西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通/都営大江戸線練馬駅乗り換え石神井公園方面へ1駅)
中村橋(池袋駅より6駅目約16分)下車 徒歩3分
入場料 一般 500円
高・大学生および65~74歳 300円
中学生以下および75歳以上無料
(その他各種割引制度あり)
営業時間 午前10時~午後6時 ※入館は午後5時30分まで

休館日:月曜日
 但し、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)は開館、翌各火曜日が休館。
イベントURL http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
東京都練馬区貫井1-36-16
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