『神嘗奉祝祭』は、伊勢の神宮で行われる神嘗祭の当日に行われる市民祭りで、その年の命の糧である「お米」を神様に奉り、収穫の喜びと感謝を共に分かち合うお祭りです。神嘗祭は伊勢神宮で年間1500余りあるお祭りの中でも、最も重要とされる祭儀です。この神嘗祭が20回の時を刻む今年は、名称も「大神嘗祭」となり、「式年遷宮」へと繋がっていきます。そのことを奉祝し、今年は特に「大神嘗奉祝祭」として開催致します。

この『大神嘗奉祝祭』の見所は、全国各地から一握りのお米を持って来勢し奉納する「初穂曳（はつほびき）」です。今年は式年遷宮であることから特別神領民（全国から一般参加の方々）も多く参加されます。また、奉納のために全国から集まる有名なお祭り連もあります。徳島の阿波踊り、山形の花笠踊り、沖縄のエイサー、岐阜の郡上おどりなど、総勢23の団体が市内で披露し、伊勢神宮（外宮）へ新穀と踊りを奉納します。しばしば『ニッポンの心』と言われ、最近では多くの若者たちも伊勢神宮を訪れています。



■平成25年度 開催概要
１.大神嘗奉祝祭 前夜祭（だいかんなめほうしゅくさい　ぜんやさい）　
（1）開催日　 平成25年10月14日（月） 15：50～21：20
（2）会　場　 三重県営サンアリーナ（駐車場あり）
（3）内　容　 会場の一部を無料開放し、踊りの披露等を実施する。

２.大神嘗奉祝祭（だいかんなめほうしゅくさい）初穂曳・外宮領陸曳（はつほびき・げくうりょうおかびき）
（1）開催日　 平成25年10月15日（火）10：00～15：40
（2）会　場　 伊勢神宮外宮（げくう）周辺（三重県伊勢市）
（3）内　容　 地元をはじめ全国各地のお祭りが一握りのお米を持って来勢（らいせい）。
初穂曳による新穀の奉納や踊り披露などの神賑行事。
① 10:00～12:30初穂曳（はつほびき）外宮領陸曳（主催 伊勢神宮奉仕会）
全国から寄せられた新穀を奉曳車に載せて奉納。
② 10：00～15：40　祭のまつり
日本全国の有名な祭りが伊勢神宮外宮周辺で踊りの披露を実施。


３. 【同日開催】初穂曳・外宮領（はつほびき・げくうりょう）（主催：伊勢神宮奉仕会）
（1）開催日　 平成25年10月15日（火）10：00～12：30
（2）会　場　 伊勢神宮外宮（げくう）高柳商店街周辺（三重県伊勢市）
（3）内　容　 高柳商店街～月夜見宮前～県道～外宮を通り、全国から寄せられた新穀を 奉曳車に載せて奉納。


■参加予定団体
・踊り
阿波踊り（徳島県／徳島県阿波踊り協会みやび連）
花笠踊り（山形県／民俗文化サークル四方山会）
沖縄エイサー（沖縄県／うるま市天願青年会）
郡上おどり（岐阜県／神嘗祭郡上おどり奉祝実行委員会）
木曽踊り（長野県／木曽踊保存会）
越中おわら風の盆（富山県／若林美智子社中）
よさこい鳴子踊り（高知県／ほにや）
おんぽい節（岐阜県／付知町おんぽい節保存会）
西馬音内（にしもない）盆踊り（秋田県／西馬音内盆踊り愛好会）
さんさ踊り（岩手県／三本柳さんさ踊り保存会）
河内音頭（大阪府／栄会）
佐渡おけさ（新潟県／立浪会）
尾鷲節（三重県／渡辺二三子・坂東流柳蛙会）
じゃこっぺ踊り（三重県／伊勢えび祭保存会）
伊勢音頭（三重県／伊勢音頭保存会）
山田八幡宮大神楽・鹿舞
　（岩手県／八幡鹿舞保存会・八幡大神楽保存会）
江州音頭（滋賀県／滋賀県江州音頭協会）
・木遣り（きやり）
諏訪御柱木遣り（長野県／下諏訪町木遣保存会）
関東木遣り（埼玉県／越谷市木遣保存会奉祝委員会）
木曽木遣り（長野県／木曽木遣り筏衆）
・民謡　
宮崎県民謡（宮崎県／宮崎県北民謡連合会）
・花火
奉祝花火（長野県／（有）伊那火工　堀内煙火店）
豊橋手筒花火（愛知県／三河伝統手筒花火連合会）

計1府16県　23団体　※現在の状況となります。参加団体は変更になる場合があります。

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