京都市・岡崎に位置する細見美術館は、大阪の実業家・故 細見良(ほそみ・りょう)氏（初代古香庵(ここうあん、1901－79）にはじまる細見家三代のコレクションをもとに、平成10（1998）年に開館しました。収蔵作品は、平安時代の王朝美術から鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画や根来(ねごろ)、茶の湯釜、桃山時代の陶磁器・蒔絵・七宝工芸に風俗画、そして琳派や伊藤若冲を中心とする江戸時代の絵画など、日本美術の各時代・各分野を網羅する優品の数々からなります。
今回の展覧会では、細見美術館の貴重なコレクションの中から、奇想の画家・伊藤若冲の作品をまとめてご紹介するほか、東山や祇園祭を描いた遊楽図や祭礼図、源氏物語などを題材とした物語絵画、茶陶・茶の湯釜、琳派の絵画などを厳選して展示し、日本美術の多彩な魅力をご紹介します。
「日本美術の教科書」とも称される細見コレクションをとおして、それぞれの時代が育み、守り伝えてきた京の美意識に触れていただければ幸いです。

特別展「医は仁術」

九州・長崎
2014/12/23 ～ 2015/2/11

長崎歴史文化博物館

特別企画展「魅惑の清朝陶磁」

九州・長崎
2013/12/28 ～ 2014/3/3

長崎歴史文化博物館

重要文化財指定記念特別展「対馬藩と朝鮮通信使」

九州・長崎
2013/10/25 ～ 2013/12/15

長崎歴史文化博物館