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<東京ステーションギャラリー>
戦後の美術界を震撼させた画家、ジャン・フォートリエの、初期から晩年までの作品を時代別に紹介する、日本ではじめての回顧展です。

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ジャン・フォートリエ展

戦後の美術界を震撼させた画家、ジャン・フォートリエ(1898-1964)の、初期から晩年までの作品を時代別に紹介する、日本ではじめての回顧展です。

1945年にパリで発表された連作「人質」以降、晩年の作品でよく知られるフォートリエですが、戦前の日本においてたびたび文献に登場するほど、将来有望な画家でした。写実傾向からはじまるその画風は次第に抽象化し、さらに、伝統的な油彩というものに反感を抱いて距離をおくようになります。その後、フォートリエは画壇から一度、遠ざかりますが、1945年の個展で再び注目を集めました。
日本においては、第二次世界大戦をはさみ、しばらく紹介される機会がありませんでしたが、1956年に開催された「世界・今日の美術展」で、ミシェル・タピエが唱えた新たな美術傾向"アンフォルメル"(仏語Informel「不定形」の意)の作家の一人としてフォートリエの連作「人質」が紹介され、その厚く盛られた焼きもののような独自の絵肌や、戦争の犠牲者という題材、また題材自体をより連想させる抽象化した表現など、"これまでの絵画とは違う"斬新性が人々に衝撃を与え、注目を集めました。南画廊での個展(1959年)は大成功を収め、翌年、ヴェネチア・ビエンナーレで大賞を、1961年には第7回東京ビエンナーレで大賞を受賞しました。
本展では、これまで紹介される機会の少なかった初期作品の紹介を充実させると同時に、彼の一つの到達点であった「人質」、そして日本で親しまれている晩年の作品までを、国内外の選りすぐりの作品約90点でたどります。なかでも連作「人質」の絵画10点と彫刻2点は本展の見どころの一つです。
この貴重な機会に、フォートリエの作品を堪能していただき、その意義や歴史性を感じていただければ幸いです。

開催日 2014年05月24日~2014年07月13日
会場 東京ステーションギャラリー
会場住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス JR東京駅 丸の内北口 改札前
(東京駅丸の内駅舎内 )
入場料 一般 1100円 
高校・大学生 900円 
小・中学生 600円
※20名以上の団体は100円引き
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料
営業時間 10:00 - 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで

休館日
月曜日
イベントURL http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
東京都千代田区丸の内1-9-1

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