「トルコ」-日本・トルコ国交樹立90周年-
2014年4月23日(水) ~2014年8月10日(日)
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<東洋文庫ミュージアム>
オスマン帝国時代の貴重な洋書・トルコ語資料等を展示
ミュージアムショップのトルコグッズも要チェックです
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イベントDATA
①世界の鏡
キャーティプ・チェレビ 1732年
展示室:ディスカバリールーム
17世紀のオスマン帝国を代表する大学者キャーティプ・チェレビの地理書で、当時の世界各地の最新の地理情報が盛り込まれています。
注目すべき点は、冒頭に日本の地図と解説がある点です。
地図には、アラビア文字でミヤコ(京都)、ワカサ(若狭)、カズサ(上総)、シモツセ(下野)、アワ(安房)などの地名が記されています。
本書は、イスタンブルに開かれたオスマン帝国最初のアラビア文字の活版印刷所で印刷されました。
②日土友好の礎「エルトゥールル号」遭難事件に関する展示
展示室:ディスカバリールーム
1890(明治23)年9月、小松宮彰仁親王のイスタンブル訪問に対する返礼のために日本に派遣されたオスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県沖で沈没しました。
死者およそ500名という当時有数の海難事故の悲報と共に、生き延びた乗組員を献身的に救護した地元の人々、彼らをイスタンブルまで送り届けた政府の対応がトルコの人々へと広く伝えられました。
この事件は大きな悲劇であると同時に、日本とトルコが友好関係を築く礎にもなったのです。
今回の展示では、関連する書籍、写真パネル、エルトゥールル号の模型などを公開しています。
③ライマン・ホームズ航海日誌
1839年10月~1843年5月
(公財)ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター寄託
展示室:モリソン書庫
土佐の漁師であった中浜万次郎(ジョン万次郎)は、1841年に出漁中に遭難、漂流した人物として知られています。捕鯨船に助けられてアメリカへ渡った万次郎は、同地で教育を受けて帰国した後に翻訳・通訳の仕事を通じて日米の外交関係樹立に貢献しました。
展示するのは、万次郎を救出した捕鯨船の乗組員がつけていた航海日誌で、万次郎一行が救出されたときの様子が記されています。
本書は(公財)ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センターより寄託された史料です。
国宝
④史記
1145年頃書写
展示室:東洋文庫の名品
『史記』は司馬遷による古代中国の歴史書として大変有名です。
東洋文庫が所蔵する巻物2軸は、帝王の年代記をおさめた「本紀」とよばれるもので、
それぞれ異なる人物の手で平安時代後期に書写されました。
巻頭には京都の高山寺の印がおされています。
また、平安時代にうたれた漢文訓読の符号の一種「ヲコト点」や読み仮名も書き込まれており、
当時の日本語の様態を知ることが出来ます。
日本の文字文化の発展を伝える点でも非常に貴重な史料です。
※『史記』2軸は会期中に展示替えをいたします。
(1)幻の王朝「夏」の謎にせまる
「夏本紀」 展示期間:4月23日~6月16日
(2)秦の始皇帝が登場
「秦本紀」 展示期間:6月18日~8月10日
開催日 | 2014年04月23日~2014年08月10日 |
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会場 | 東洋文庫ミュージアム |
会場住所 | 東京都文京区本駒込2-28-21 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
アクセス | JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分 都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩7分 都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」から徒歩1分 |
入場料 | 一般 900円 65歳以上 800円 大学生 700円 中・高校生 600円 小学生 290円 団体割引20%(20名以上) 障がい者(+付添1名) 350円 |
営業時間 | 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 休館日 毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、水曜日が休館) |
イベントURL | http://www.toyo-bunko.or.jp/ |
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