国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
立体・彫刻
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?

<そごう美術館>
本展はシモンの生誕70年を記念して開かれるもので、初期から最新作まで厳選した46点の作品を6つの章に分けて構成し、シモンドールの世界を探求します。

2123 0 0 0
SIMONDOLL 四谷シモン

日本における球体関節人形の第一人者であり、人形作家として国内のみならず海外からも高く評価されている四谷シモン(1944─)。
 東京・五反田に生まれたシモンは、父はタンゴの楽師、母はダンサーという芸能一家で育ちました。不在がちだった両親が与える人形に囲まれて過ごし、幼い頃から取り憑かれたように人形に魅せられます。10歳で人形を作り始め、人形作家を志して林俊郎や水上雄次などの元で技術を磨きますが、布を纏った小さな彫刻のような当時の人形に疑問を抱きながら、前途を見出せず模索する日々を送っていました。
 1965年春、古本屋で偶然手に取った雑誌『新婦人』で、ドイツのシュルレアリストであるハンス・ベルメールの球体関節人形の写真を目にし、強い衝撃を受けます。人形とは「ひとのかたち」であり関節で動くもの、人形とは人形そのものであると悟り、以後独学で球体関節人形の制作を始め、新しい人形表現の地平を切り拓きました。
 静かなエロティシズムを湛えた《少女の人形》、状況劇場時代の女形であった自分自身ともいえる《未来と過去のイヴ》、自動人形に挑んだ《機械仕掛の少年》、形而上学的な世界を見せる《天使─澁澤龍彦に捧ぐ》、自己愛を表現した《ピグマリオニスム・ナルシシズム》、腹部にも球体関節を使った《おもちゃ》など、常に己に挑戦し続けるシモンの人形は実に多彩で、人形としての美しさはもちろん、「人形とは何か」を追求することで自らの存在を問い続ける精神的な深遠さがあり、独特の魅力を有しています。
 本展はシモンの生誕70年を記念して開かれるもので、初期から最新作まで厳選した46点の作品を6つの章に分けて構成し、シモンドールの世界を探求します。

開催日 2014年05月31日~2014年07月06日
会場 そごう美術館
会場住所 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 地図
地域 南関東 / 神奈川
アクセス 「横浜」駅から徒歩3分
入場料 大人1,000(800)円
大学・高校生800(600)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは( )内の料金にてご入館いただけます。
営業時間 午前10時~午後8時
※入館は閉館の30分前まで

会期中無休
イベントURL http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/
神奈川県横浜市西区高島2-18-1
2014/06/27 12:56 投稿

狂おしいほどの存在感

乙女心いっぱいの人形達から醸し出さ...

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

もうすぐ開催 2025年5月2日(金)

2025年5月6日(火)
東京 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)

always / never end(...

写真家の井上恵美梨とインスタレーションを中心に制作する酒井優衣による二人展

開催前 2025年5月15日(木) 11:00

2025年5月20日(火) 16:00
南関東 神奈川

5つの手法展

川島邦彦(墨)村山美佐緒(リトグラフ)小林貴子(シルクスクリーン)満作(色鉛筆、ペン)関真澄(...

開催前 2025年5月27日(火) 11:00

2025年6月1日(日) 17:00
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

流理

ガラス6人展

開催前 2025年5月14日(水)

2025年5月24日(土)
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

東京Untitled上海

日本と中国のアーティスト6人による展覧会『北京Untitled北京』は一昨年2023年に北京(...

このイベントに行きたい人4人

  • 酒井賢司
  • nanami
  • pandaneco
  • Estetiko