こせむらようこ個展 [Iろイロ異]
2014年7月16日(水) ~2014年7月28日(月)
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年初に開催したポートフォリオの展覧会【Portfolio×Portfolio3】
公募により募った56冊のポートフォリオの中から、新潮社装幀部の高橋千裕氏が第1位に推薦した、こせむらようこによる個展です。
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イベントDATA
「生活の中で感じた人についてのイロイロを喩え話にして表現しています。
今回はこれまでとは少し違うテイストの作品も展示する予定です。自分の中の変化という意味での異、色々異なる異、人の不思議な異。いろいろ楽しんで頂けると幸いです。」
≪こせむらようこ≫
神奈川県出身、在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
人間の内面や不思議な習性、人間の感情、状況、矛盾。女子特有の何かについて日常生活の中で感じたことを皮肉やブラックジョークを含めてカラフルでポップな絵画で表現しています。
「装幀家の目というのは、本にはテキスト内容による様々な違いがあり、その違いや、内容の面白さをどのように本という形に定着させ読者に伝えるかを旨としていて、絵への観かたも常に鵜の目鷹の目、縦横斜めにどんな本に向いているのかを考えてながら接している。装画もテキストに応じた様々な表現者を必要としていて、その作風の匂いを嗅ぎ分けることと、描き下ろしてもらう場合にはテキストによって描き分ける器用さがある程度あるかを見極めることなどが装幀仕事の半分を占めている。
このような立場で敢てこせむらさんに目が留まった訳は、まず、かなりのブラックユーモアとも一歩踏み外すとグロテスクとも言える題材を、思わずクスッとしてしまう戯画化と構成力で、しかも巧みに人間の感情の機微を捉えつつも甘い色彩のオブラートで包んだ表現方法は、正に今求められている装画者であり、それでいてかなり守備範囲の広い表現者だと思われたからである。
2007年前後の作品と最近の作品を比べても格段に洗練されてきていると感じられるし、今後は、微笑と棘の中に在る人間の感情の機微とは? をもっと掘り下げて、比喩的表現のコミカル過ぎないある意味での品の良さをもっと獲得してくれたらなぁ。と、あくまでも個人的な見解ですが、これからの展開を想像したりしてます。ファインアートの世界でも、装画の世界でも大いなる期待をして見ていたい人です。」
(新潮社装幀部 高橋千裕)
開催日 | 2014年07月16日~2014年07月28日 |
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会場 | Galleryやさしい予感 |
会場住所 | 東京都品川区上大崎2-9-25 地図 |
地域 | 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など) |
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