ヨコハマトリエンナーレ2014 華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある
2014年8月1日(金) ~2014年11月3日(月)
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<横浜美術館ほか>
第5回展となる「ヨコハマトリエンナーレ2014」は、アーティスティック・ディレクターに美術家の森村泰昌氏。
忘却の海へと向かう冒険の旅へ。
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イベントDATA
「忘却巡り」の旅に出る
私達はなにかたいせつな忘れ物をしていないだろうか。気がつかないまま先に進んでしまったり、ホントは気がついているのに、知らないふりをして立ち去ったり。
そういう「忘却」の領域に敏感に反応する芸術表現がある。表現者がいる。
ヨコハマトリエンナーレ2014 は、人生のうっかりした忘れ物、人類の恒常的な忘れ物、現代という時代の特殊な忘れ物などを憶い出すための、いわば「忘却巡り」の旅である。その旅程は、おおよそ次のような流れとなる。
沈黙とささやきの旅
黙っているものは情報化されずに忘れられていく。ささやきは耳をそばだてないと聞こえない。これらかすかな情報のなかにある、じつに豊かな広がりを感じとる旅。
華氏451の旅
人類の歴史に繰り返し登場する、思想統制という強制的になにものかが抹殺される悲劇。これを冷静に見つめなおす旅。
無用への旅
役に立たなければ廃棄され忘れられる。それでも光り輝く手だてがある。その手だてが芸術である。無用への旅の途上で、私達はほんとうの芸術に出会えるはずである。
恐るべき子供達に会いに行く旅
人間はおとなになることと引きかえに、幼年期の記憶を捨てなければならない。ところが、この幼年期の記憶に深くとらわれて、前に進めなくなってしまった人々がいる。その典型が芸術家である。芸術家とは、おとなになりそこねた子供なのである。おとなになって忘れてしまった、私達
人間の生まれいずる源へと帰郷する旅。
忘却の海に漂流する
すべてを見終わった旅人(観客)が、最後に目にするのは、茫漠たる忘却の海である。それは記憶や情報がおよびもつかない、広大な世界である。旅人はこの忘却の海へと漂流する。それぞれの到達点を探し出す、それぞれの旅がここから始まる。
語らぬこと、語ってはならぬこと、語りえぬこと。見えぬもの、見てはならぬとされるもの。とるに足らぬ出来事、なんの役にも立たぬ行為。
これら記憶世界にカウントされる値打ちもないと判断された無数の記憶されざる記憶達に目を向ける旅。私達のまなざす力を育む旅。
ヨコハマトリエンナーレ2014 が目指すのは、そんな心の旅物語である。
開催日 | 2014年08月01日~2014年11月03日 |
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会場 | 横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設) |
会場住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
アクセス | 横浜美術館 みなとみらい駅下車、3番出口から徒歩3分。 新港ピア 「馬車道駅」下車、6番出口より徒歩13分。 |
入場料 | 当日券 一般 1,800円 大学・専門学校生 1,200円 高校生 800円 ヨコハマトリエンナーレ2014+創造界隈拠点連携プログラム[BankART Life IV/黄金町バザール2014]との連携セット券などはイベントURLよりご確認ください。 |
営業時間 | 10:00-18:00 ※入場は閉場の30分前まで (8月9日[土]、9月13日[土]、10月11日[土]、 11月1日[土]は20:00まで開場) 休場日 第1・3木曜日(8/7,8/21,9/4,9/18,10/2,10/16,計6日間) |
イベントURL | http://www.yokohamatriennale.jp/2014/ |
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