荒木経惟 「左眼ノ恋」
2014年10月11日(土) ~2014年11月24日(月)
- カテゴリ
- 写真
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<三菱地所アルティアム>
天才アラーキー、11年ぶりの福岡で個展開催
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
荒木は1964年子供の姿を追った「さっちん」で太陽賞を受賞しデビュー。その後、1971年に妻・陽子との新婚旅行の道程を撮影した写真集『センチメンタルな旅』により、作家の日常を日記のように記録する〈私写真〉と呼ばれる新しい写真表現を切り拓き、人気を博します。過激なヌード作品なども次々に発表、写真界のみならず社会をも揺るがす存在として広く認知されるようになりました。そして2000年以降、人生において様々な困難を経験し、それらの経験を制作の糧に新たな境地を開拓していくこととなります。
2000年代、前立腺癌を発症し、2009年には摘出手術を経験。翌年には『愛しのチロ』の出版など被写体としても多く撮りおろしてきた愛猫チロの死、2011年には東日本大震災を迎えます。さらに2013年には、網膜中心動脈閉塞症のため右眼の視力を突如失うという写真家にとって過酷な現実に直面します。しかし旺盛な制作意欲は失われることなく、今年2014年4月に豊田市美術館を皮切りとした過去最大級の回顧展で、会場毎にサブテーマを設け、原点から現在まで俯瞰する展示に挑み話題を呼んでいます。
本展は、右眼失明を糧に作家が辿り着いた最新シリーズ「左眼ノ恋」より数十点の写真作品と近年の作品を紹介するものです。「左眼ノ恋」は、ポジの右半分を黒く塗りつぶしてプリントされた作品や、左右2枚組で右側だけフォーカスを外して光のハレーションを捉えた作品で構成されます。それは写真とともに人生を歩み続けている荒木の“いま”の視界を投影したものであり、その左眼に写る鮮明な光景と右眼の翳りある光景の対比は、まさに作家がこれまで撮り続けてきた〈生と死(エロスとタナトス)〉の本質に迫るものと言えるでしょう。この機会に荒木経惟の力強い生命力に溢れる世界観をご鑑賞いただければ幸いです。
開催日 | 2014年10月11日~2014年11月24日 |
---|---|
会場 | 三菱地所アルティアム |
会場住所 | 福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F 地図 |
地域 | 九州 / 福岡 |
アクセス | 西鉄福岡駅より徒歩2分 地下鉄天神駅より徒歩3分 |
入場料 | 一般:400(300)円 学生:300(200)円 ()は前売料金/チケットぴあ 高校生以下、障がい者等とその介護者1名は無料 アルティアムカード会員・イムズカード(三菱地所グループCARD)会員無料 |
営業時間 | 10:00 - 20:00 休館日 10月21日(火)、11月11日(火) |
イベントURL | http://artium.jp/ |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年5月11日(日) 16:00
ACT小品展2025
ACT小品展は、2009年よりはじまった展覧会です。作品サイズをSM(サムホール) にそろえ...

~
2025年4月27日(日) 15:00
長生フイルム会 写真展 2025
長生フイルム会はフィルム写真の素晴らしさに魅了され続ける、フィルム愛好家のクラブです。10代か...

~
2025年5月6日(火)
〜ART55×パリコレッ!ギャラリー〜...
ヒト・モノ・コトが入り乱れ交差=クロスしていく街・町田。この街を風呂敷=クロスを広げるようにマ...

~
2025年4月27日(日)
INDEPENDENT CURATOR...
Curated by 山口'Gucci’佳宏 「女性アーティストたちが描くモノ...