上手く伝えられないことを表現にして消化して吐き出して
上っ面体裁ととのえて薄笑いを重ねて。
本当のことは紙にしか残らなくなっていた。
ますます依存していって、まっさらなキャンバスと世界にひとり。
選んできた時間が、世界が、わたしの全てだから。
その内側を、少しでも笑ってくれたら憐れんでくれたら。
もっと深く呼吸ができる。

青い衣装に包まれた御歳の時に。
ひたすら隠していた感情に傷口。
いま、思い返して抉り返して。

現実逃避の世界へ逃げてきた少女たち。
わたしは彼女たちを利用している。
彼女たちはわたしに取り憑いている。


互いの利潤で手を取り合って
終わりのない寂しさと向き合おう。

『寂しさが永遠にループする。』

桐。個展　 『metabolic syndrome』 -妄想過多症候群-

東京・渋谷区・新宿区...
2014/1/24 ～ 2014/1/26

桐。

甕の中

東京・足立区・北区・...
2013/5/23 ～ 2013/5/26

桐。