「土・祈り・イマジネーション…岡本太郎の言葉とともに」展
2015年6月14日(日) ~2015年9月23日(水)
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<滋賀県立陶芸の森 陶芸館>
《犬の植木鉢》をはじめ岡本太郎の陶芸作品を第一章とし、彼独特のはつらつとした芸術論を紐解きながら、陶芸作品を6つのシーンから紹介します。
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イベントDATA
「・・・ヤキモノになろうがなるまいが、気にしないでどんどん作る。いま触れている土と、瞬間にわきあがる情感が無条件にぶつかりあうのだ。」と、岡本太郎は記しています。つくり手の感性を刺激して止まない土の可塑性を感じながら、激しく土と向き合っていた緊張感あふれる、制作の様子をうかがうことが出来ます。
滋賀県立陶芸の森は、1954年に岡本太郎が制作した陶芸作品《犬の植木鉢》を昨年度に所蔵作品として加えました。岡本太郎の陶芸作品の中でも早い時期にあたるこの作品は、芸術を大衆に広げようと量産を陶芸で試みようとしていた、岡本の思いを垣間みることができるものです。ここ信楽と岡本太郎とのかかわりは、1970年の大阪万国博覧会会場に建てられた太陽の塔の裏側の《黒い太陽》の制作などで知られ、戦後の信楽にとって重要な人物です。
この展覧会では、この《犬の植木鉢》をはじめ岡本太郎の陶芸作品を第一章とし、彼独特のはつらつとした芸術論を紐解きながら、陶芸作品を6つのシーンから紹介します。
それは、岡本太郎自身が制作した数々の陶芸作品や、岡本が撮影した縄文土器や弥生土器という対極的な二つの時代の日本の陶芸美。パプアニューギニアの精霊が息づく人々の暮らしにみられる祈りの美。自由に土とふれあいながら本能のままにつくる子どもたちの造形。そして土という素材に解き放たれ無心につくり出す人たちの作品は、つくることは生きることだと教えてくれます。最後に、素材の特徴を捉えながら作り進む芸術家たちの土との対話の中で生まれた陶芸作品です。
これら国や時代、領域を越えて、つくり手たちのイマジネーションを刺激してきた土が魅せる、迫力あふれる土の芸術の数々を展観します。
開催日 | 2015年06月14日~2015年09月23日 |
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会場 | 滋賀県立陶芸の森 陶芸館 |
会場住所 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 地図 |
地域 | 近畿 / 滋賀 |
アクセス | 「JR草津駅」より 草津線乗り換え「貴生川駅」下車、信楽高原鐵道乗り換え「信楽駅」下車、徒歩20分 信楽高原鐵道「信楽駅」より 甲賀市コミュニティバス「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」下車(約5分) 「JR石山駅」より 帝産湖南交通バス「田上車庫行き」乗車、「田上車庫」で「信楽行き」に乗り換え 「陶芸の森前」下車 |
入場料 | 一般600円(480円) 高大生450円(360円) 中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分〜午後5時00分(入館は午後4時30分まで) 休館日 毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日、および振替休日の場合はその翌日) |
イベントURL | http://www.sccp.jp/ |
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