Crossings project. Vol.1 自己・社会・音楽=器官なき身体
2015年7月25日(土) 18:00 ~2015年7月25日(土) 19:30
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- 音楽・演劇・芝居・ダンス・パフォーマンス
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「物が動くのではない、動くから物なのである。
器官と源泉が繋がる時、私達は無常を無常のままに複雑なものを複雑なまま
自己を見つめ世界を眺めるのである。」
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Crossings Project Vol.1〜自己・社会・音楽=器官なき身体〜
「物が動くのではない、動くから物なのである。器官と源泉が繋がる時、私達は無常を無常のままに複雑なものを複雑なまま自己を見つめ世界を眺めるのである。」
日時 :2015年7月25日(土) :
開場: 17:30開演18:00
場所:下北沢ハーフムーンホール
*無常 "Impermanence" 3.11
*コーネリアス・カーデュ「ベトナムソナタ/ Vietnam Sonata」
演奏 小森俊明(Piano)
*ルイジ・ノーノ「苦悩に満ちながらも晴朗な波 ...sofferte onde serene…」演奏 下川れいこ(Piano)
*山口 紘 「A Time(s) to Love and a Time(s) to Die」
演奏 山口 紘 (Electronics)
*小森俊明「One Step Forward, One Step Back for Piano and Toy Piano」 演奏 小森俊明(Piano,Toy-piano)
*河合孝治 「"Ritornello" 阿字音声」
演奏 桜井真樹子(声明)坂本美蘭(朗詠)下川れいこ(Piano) 河合孝治(Electronics)
司会:宮田徹也
入場料:当日3000円 前売2500円
主催:Crossings Project
後援:一般社団法人日本作曲家協議会、日本映像学会クロスメディア研究会、芸術メディア研究会、東京芸術大学音楽学部同声会神奈川支部、東京創造芸術祭、一般社団法人クールジャパン評議会、ChapChapミュージック
お問い合わせ・予約 metamujp@gmail.com
http://crossings21.jimdo.com/
音楽中心の新しいアートプロジェクト、Crossings Project7月25日スタート。第一回のテーマは「自己・社会・音楽」=器官なき身体。「震災、戦争、死」などある意味で今的な問題(と言ってもいつだってこの問題から逃れることはできないのだが)
がテーマ。従って楽曲も震災をテーマにした曲、またコーネリアス・カーデュ、ルイジ・ノーノの曲を用意。
さらに山口、小森、河合の新作も。誰が言ったか定かではないがアーチストは「社会の生き証人である」という言葉があったと思う。それは社会の様々な問題に対して常に批判的精神をもちつつ、同時に冷静な目をもって自己を見つめるということである。
もっともそれはアーチストに限った事ではなく1人の人間として誰でもそうした態度は大切である。しかし、またそれは難しい事でもある。メディアや企業は常に人々に「万能感」や「可能性」という悪魔的言葉で混乱を作り出し、無駄遣いをさせ、過剰な欲望を生じさせようとするからである。ただ、私達はそのような社会の問題に対して一つ一つ批判を投げかけることを目的とはしない。すでに地球上に発生した生物の99%は死滅したように、やがて人間も地球も同じ運命をたどる。私達の築き上げた文化などほんの一瞬でしかないのだ。ちなみに人はなぜ苦しむのかと言えば(釈迦はそれを8つに分類したが私はもっと単純に)1. 自分のおもいどおりにならない2. 人と比較する3. 言葉に執着する4. 何かを残そうとするからではないかと思う。特に「何かを残そうとする」という欲望は強いと言える。それは生命であったり、作品であったり、世界遺産のようなものだろう。しかし、ピラミッドであろうが法隆寺であろうがそれは建設当時のものとはまったく違うものである。また現在のデジタル・データも将来永久に残る保証などないし、かりにそれらが存続してもそれに対する意味や価値はまったく異なるものに変化するのである。
従って私達が強調したいのは「災害、戦争、死」を通じ、それこそが常住であり、ハイデッガーの言葉のように私達は生まれと同時に死へ向かってと進んでいると言うすべては消滅し変化する「無常」を受け止め、そこから見えてくる一瞬、一瞬の積極的なニヒリズムが必要なことを。
開催日 | 2015年07月25日 18:00~2015年07月25日 19:30 |
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会場 | 下北沢ハーフムーンホール |
会場住所 | 東京都世田谷区 北沢4-10-4 地図 |
地域 | 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など) |
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