かたちのであい ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁
2015年9月19日(土) ~2015年12月13日(日)
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<アサヒビール大山崎山荘美術館>
都市の洗練に根ざした理知的で静謐な世界観。二人の作品群は、今なお人々を魅了しつづけています。
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イベントDATA
オーストリア出身の陶芸家ルーシー・リー(1902-95)、ドイツ出身の陶芸家ハンス・コパー(1920-81)。第二次世界大戦の戦禍を逃れてイギリスへ亡命した二人は、異国の地で長年にわたり同じ工房で働き、ときには共同制作をしながら、それぞれの創作に向きあいました。作風や方向性の違いはあるものの、彼らの作品の多くに共通している特徴は、ろくろで薄くひいたパーツを組みあわせ、納得のいくかたちをつくり出すことでした。薄さゆえのかろやかさを纏(まと)ったかたちとかたちの組みあわせは、抑揚の効いた新たなバランスを生みだして多様な表現を可能にするとともに、都市の洗練に根ざした理知的で静謐な世界観を構築しました。その結晶である二人の作品群は、今なお人々を魅了しつづけています。
一方、リーとコパーがロンドンで制作を始めた当時、イギリスの陶芸界を席巻していた潮流は、英国陶磁の伝統的な技法や作風を再発見して新たな価値を見出した、素朴かつ重厚で力強いやきものでした。その中心にはバーナード・リーチ(1887-1979)がいました。日本の民藝運動と深く関わったリーチを通じて、リーとコパーは柳宗悦(1889-1961)や濱田庄司(1894-1978)らとも交友をもつことになります。本展では、わが国を代表する陶芸コレクションを有する京都国立近代美術館からリーとコパーの作品を、そして当館所蔵品から、
リーやリーチ、濱田らの作品をあわせて展示することで、当時の様子を鑑みながらそれぞれの魅力に迫り、イギリス現代陶芸への新たな扉を開くこととなったかたちのであいを紹介いたします。
開催日 | 2015年09月19日~2015年12月13日 |
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会場 | アサヒビール大山崎山荘美術館 |
会場住所 | 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
アクセス | ●JR京都線(在来線) 快速・各停「山崎駅」 ●阪急電車京都線 急行・各停「大山崎駅」 よりどちらも徒歩10分(500m) |
入場料 | 一般 900円(団体:800円) 高・大学生 500円(団体:400円) 中学生以下 無料 障害者手帳をお持ちの方 300円 |
営業時間 | 午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで。 休館日 月曜日 ※ただし9月21日、10月12日、11月16・23・30日、12月7日は開館 ※振替休館日は9月24日(木)、10月13日(火) |
イベントURL | http://www.asahibeer-oyamazaki.com/ |
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