伊東深水が見た像(リアル)-美の軌跡・素描-
2015年10月10日(土) 10:00 ~2015年11月29日(日) 18:00
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伊東深水は、大正から昭和期に活躍した美人画の巨匠です。多彩なジャンルの素描の中から、人物画を中心に60点余を展観します。人物の自然な動きを画題の一つとしていた深水は、美人画においても日常のさりげない立ち居振る舞いや表情の美しさを抜群のセンスで捉えています。深水の類まれなる観察力、揺るぎない写生力にご着目ください。
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イベントDATA
伊東深水(いとうしんすい)(1898-1972)は、大正から昭和期に活躍した美人画の巨匠として、今なお幅広い人気をもつ日本画家です。日本画はスケッチに始まり素描に描き起こし、下絵制作を経て本画に取り掛かるという工程を踏みます。画家の舞台裏である素描は、絵画でありながら観賞用として描かれた作品ではありません。しかし素描には、画家本人が被写体を見た素の情報が映し出されています。
幼少期、人物画家になろうと決心した深水は、それからというもの片時もスケッチブックを手放すことはありませんでした。過剰なデフォルメを嫌い、あくまでも正確な写生にこだわった深水ですが、「画家である以上対象物をよく見て魅力を引きだし、その人にしか描けないものを描かなければならない」と画家の個性も追求しました。
本展は、深水の後継者であった次男伊東万燿 (いとうまんよう) (1921-1970)のご遺族が所蔵していた未公開の素描作品の展覧会です。目に付くものは全て写生したという深水の多彩なジャンルの素描の中から、美人画や裸婦、南方風俗などの人物画を中心に60点余を展観します。人物の自然な動きを画題のひとつとしていた深水は、美人画においても日常のさりげない立ち居振る舞いや表情の美しさを抜群のセンスで捉えています。深水にとって、女性美を象徴するような「紅点し」「白粉化粧」「結髪」などの装いに関するしぐさは、写生対象として興味深いモチーフだったことでしょう。伊東深水の類まれなる観察力、揺るぎない写生力にご着目ください。
開催日 | 2015年10月10日 10:00~2015年11月29日 18:00 |
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会場 | 伊勢半本店 紅ミュージアム |
会場住所 | 東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
アクセス | 東京メトロ表参道駅から徒歩13分 |
入場料 | 一般(中学生以上)700円 ※小学生以下と障害者手帳提示者ならびに同伴者1名は無料。 ※観覧料と引き換えに、もれなく企画展パンフレットが付きます。 ※各種割引あり。 |
営業時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) ※金曜日は10:00~20:00(入館は19:30まで) |
電話番号 | 03-5467-3735 |
イベントURL | http://www.isehanhonten.co.jp/museum/exhibitions.html |
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