ポーレ・サヴィアーノ写真展『FROM ABOVE:DRESDEN/TOKYO』
2011年2月4日(金) ~2011年2月27日(日) 0:00
- カテゴリ
- 写真
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
1945年2月13日ドレスデン、3月10日東京。
二つの街を焼き尽くした大空襲、その猛火を生き延びた人々の「現在」の肖像。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
イベントDATA
12歳からカメラを手にし、写真を通して世界を理解してきたポーレ・サヴィアーノ。ファッション、アンダーグラウンド、ミュージシャンらのポートレイトを手掛ける写真家として、華やかなスポットライトを浴びる人物たちの個性を切り取ってきた。1974年ニューヨーク生まれ。
2007年、サヴィアーノは、広島・長崎の原爆資料館では被爆者から直接体験談を聞くことができると知る。子どもの頃授業で見たキノコ雲の写真は、原爆のイメージとして焼き付いていた。キノコ雲の下にいた人々、その顔は浮かんで来ない。決して歴史書に登場することのない「個人」の人生に、一人の人間として「会いたい」と思った。
以来コンタクトを続け、2008年から現在までに長崎、東京、ドレスデン(ドイツ)、広島で被災者約50名を撮影してきた。
撮影に応じる被写体たちは口々に言う。「私に残された時間は少ない。急ぎなさい」サヴィアーノは彼らに出会い、フィルムと自分自身に記憶することを最優先事項とする。
1945年2月13日、古都ドレスデンを焼き尽くした大空襲、翌3月10日、10万人の命を奪った東京大空襲。そして惨劇は8月の広島、長崎へと続き、人々の青空を奪った。世界中の人々の頭上、その空が平安であるようにという希望が、プロジェクトのタイトルには込められている。
本展覧会では、ドレスデンと東京の大空襲被災者、計17名の肖像を展示。期間中3回の日曜日には関連イベント(有料)を開催し、最終日にはビキニデー(3月1日)を控え、水爆実験で被曝した第五福竜丸の元乗組員・大石又七氏の証言を聴く。会場は、江戸時代末期に浅草に建てられ、震災と空襲の猛火を耐えた土蔵を再生したアートスペース。ドレスデンでも展覧会が同時開催され、日本の被災者の肖像も含めて欧米で初めて発表される。
開催日 | 2011年02月04日~2011年02月27日 00:00 |
---|---|
会場 | ギャラリー・エフ(浅草) |
会場住所 | 東京都台東区雷門 2-19-18 地図 |
地域 | 東京 / 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など) |
入場料 | 無料(各イベントを除く) |
営業時間 | 12:00-20:00(最終日は17:00まで) イベント開催時間中はイベント参加者(要予約)のみ入場可能 |
電話番号 | 03-3841-0442 |
イベントURL | http://www.gallery-ef.com/1101109fromabove.htm |
Gallery efさんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年5月18日(日)
Keith Haring: Into ...
キース・ヘリングの反戦・反核活動をたどり、平和と自由へのメッセージを紐解く展覧会
~
2025年2月8日(土) 17:00
「!!!!」大野力、小野海、清水雄稀、...
東京藝術大学取手キャンパスで学び卒業したのちもこの地に留まり刺激を与え合い制作を続ける、陶芸、...
~
2025年1月19日(日)
写真展 hello
写ること、撮ることという二つの存在から自分とは何か?ということを問いかける写真展
~
2025年1月25日(土) 17:00
深作秀春 新作展
眼科外科医として世界の第一線で活躍しながら美術家としても創作活動を展開し、多彩な表現で独自の世...