国芳イズム―歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション
2016年2月19日(金) ~2016年4月10日(日)
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<練馬区立美術館>
初公開の作品を多数含む幕末・明治期の浮世絵コレクションと悳氏の油彩画を紹介
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イベントDATA
歌川国芳(うたがわくによし/寛政9~文久元・1797~1861)は今や言わずと知れた幕末浮世絵の大スターです。ヒーローやアウトローはカッコよく、戯画は大ウケ、動物は愛らしく、江戸の市中の話題は持ち前の反骨精神と洒落っ気でものの見事に描いてみせます。そうした国芳が切り拓いた幕末浮世絵の奇抜さ斬新さは数多くの弟子達はもとより、幕末・明治に 活躍した浮世絵師、風俗画を描く市井の絵師たちに脈々と受け継がれていきました。
この展覧会は武蔵野の自然を描く洋画家、 悳俊彦(いさおとしひこ/1935生)氏の数百点にも及ぶ国芳コレクションの中から、彼の代表作、そして世に1点、数点しか確認されていない稀少作を選りすぐり、また、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)、月岡芳年(つきおかよしとし)を含む国芳一門の作品を余すところなく紹介します。加えて、“国芳イズム”を継承する尾形月耕(おがたげっこう)、山本昇雲(やまもとしょううん)、そして近年大注目の小林永濯(こばやしえいたく)らの初公開の作品を数多く含む約 230点で、幕末・明治期の浮世絵・風俗画の粋を紹介するものです。
悳氏は幕末・明治期の浮世絵の革新性、楽しさに早くから着目し、長年に亘りコレクションしてきた蒐集家・研究者として国内はもちろん、海外でも高い評価を受けています。そうした一面と共に、本業である洋画家としては風土会に所属し、四季折々に木々や空や水がその彩りを変化させる武蔵野の風景を長年に亘って描いてきました。未だ武蔵野の面影を残す練馬ともなじみの深い悳氏の作品も併せて展示し、コレクターの素顔を紹介します。
*会期中展示替えがあります。
*掲載画像について
歌川国芳
「六様性自慢 先負 文覚上人」
万延元年(1860)
(悳俊彦コレクション)
開催日 | 2016年02月19日~2016年04月10日 |
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会場 | 練馬区立美術館 |
会場住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 地図 |
地域 | 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など) |
アクセス | 西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通/都営大江戸線練馬駅乗り換え石神井公園方面へ1駅) 中村橋(池袋駅より6駅目約16分)下車 徒歩3分 |
入場料 | 一般 800円 高校・大学生および65~74歳 600円 中学生以下および75歳以上 無料 障害者(一般)400円、(高校・大学生)300円 団体(一般)600円、(高校・大学生)500円 ぐるっとパスご利用の方300円(年齢等による割引の適用外になります) |
営業時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) 休館日 月曜日 *但し、3月21日は開館。翌22日(火)は休館 |
イベントURL | http://www.neribun.or.jp/museum.html |
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