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ウィーン、パリ、フィラデルフィア・・・
世界を魅了をした、日本が誇る超絶技巧の美

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有田焼創業400年記念 明治有田 超絶の美 ─ 万国博覧会の時代 ─

江戸時代初期 、佐質県・有田の地において日本で初めて磁器が作られ、国内のみならず、ヨーロッパ各国の王侯貢族を魅了する華やかで精緻な製品を数多く制作してきました。

明治時代に貿易が自由化されると、細やかな絵付けと精緻な技巧を凝らした有田磁器は、明治6年(1873)開催のウィーン万国博覧会で好評を博し、その後も世界各国で開催された博覧会を中心に絶大な人気を誇りました。
巨大な花瓶や再現不可能とわれる細密描写には、当時の職人達の超絶技巧が生み出したわざの美を感じることができます。

国内でも、近代日本初の迎賓施設である延遼館 (えんりょうかん)、鳴館館(ろくめいかん)や明治宮殿など、 国内外のお客様をもてなす場で用いられた有田焼洋食器は、饗宴に華を添えました。
器の精巧さ、絵付けの細やかさ、いずれも当時の日本最高峰の技術が凝らされています。

また、明治時代に描かれた有田焼のデザイン画を初公開致します。デザイン画に基づいて製作された作品と共に御覧頂く、大変貴重な機会でもあります。
日本で最初の会社組織として注目を集めた「 香蘭社」の歴史、幻と言われた「精磁会社」の名品 、明治後明に誕生した「深川製磁」など、 明治有田の逸品とともに、本展により、有田の歩みを辿ることが出来るでしょう。
明治時代、 世界を魅了した華麗なる作品の数々から、 明治有田の魅力をご紹介致します。


<掲載画像について>
精磁会社《色絵鳳凰花唐草文透彫大香炉》
1879(明治12)年〜1897(明治30)年頃
個人蔵(写真提供:世界文化社)

開催日 2016年09月24日~2016年12月04日
会場 泉屋博古館分館
会場住所 〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
アクセス 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車
北改札正面出口より屋外エスカレーターで3分
日比谷線「神谷町」駅下車4b出口より徒歩10分
銀座線「溜池山王」駅下車13番出口より徒歩10分
入場料 一般: 800円(640円)
高・大学生: 600円(480円)
中学生以下: 無料

※( )内は20名以上の団体料金
営業時間 10:00〜17:00
※入館は16:30まで

[休館日]
月曜日、展示替え期間、年末年始
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館

電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
イベントURL http://sen-oku.or.jp/tokyo/
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
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