[美術展・展覧会]【特集展】東京都現代美術館コレクション 近代日本画名品展
2017年3月4日(土) ~2017年4月9日(日)
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本展では、東京都現代美術館の所蔵作品の中から近代から現代に至る日本画の名品を紹介いたします。
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【画像キャプション:横山大観《帰牧図》 1902-03年】
*チケットプレゼント応募締切*
2017年3月5日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
東京都現代美術館は、国内外のさまざまな現代美術の展覧会を開催し、4000点余の作品を所蔵する日本有数の美術館です。同館のコレクションには、現代の美術以外にも、戦前戦後の日本美術を代表する作品も多数含まれています。本展では、東京都現代美術館の所蔵作品の中から近代から現代に至る日本画の名品を紹介いたします。
明治大正期から戦前の日本画壇には、岡倉天心が主導して1898(明治31)年に結成された日本美術院(院展)と、1907(明治40)年に開設された文部省美術展覧会(文展・帝展)のふたつの大きな団体がありました。明治・大正期の作品の中から、院展を代表する横山大観、文展出品作家では橋本関雪などの作品を展示します。
ところで、文展は美術の国民的な普及に役割を果たしましたが、作品審査をめぐる問題など組織的な矛盾をかかえていました。大正・昭和初期になると、これに対抗する形で新しい表現を模索する画家たちが出てきました。
たとえば、京都においては、1919(大正8)年に、芸術至上主義を旨とする国画創作協会が結成され、土田麦僊・村上華岳・小野竹喬らがこれに参加しました。また、東京では、1928(昭和3)年に院展を脱退した川端龍子が「健剛なる芸術」を唱えて青龍社をつくり、その中から落合朗風・横山操ら異色の作家が生まれました。また、第二次世界大戦が終わると、パンリアルや創造美術など、従来の伝統的な表現によらない革新的な日本画をめざす運動があらわれました。
近代の日本画は、長い伝統を背負っているために、外来の美術と比較されるとともに、硬直的な画壇組織の矛盾も抱えていました。その中で、画家たちは常に革新的な表現を求めてきました。本展では、東京都現代美術館のコレクションを通じて、そうした日本画表現の革新と創造の一端をご覧いただきます。ふだん目に触れる機会の少ない、同館の近代日本画コレクションをお楽しみいただければ幸いです。
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開催日 | 2017年03月04日~2017年04月09日 |
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会場 | 平塚市美術館 |
会場住所 | 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 地図 |
地域 | 南関東 / 神奈川 |
アクセス | 【徒歩】 JR東海道線平塚駅(東改札)北口、または西口から徒歩約20分。 【タクシー】 JR東海道線平塚駅(東改札)北口から約5分。 【バス】 JR東海道線平塚駅(東改札) 北口よりバス4番乗り場乗車 「美術館入口」から徒歩1分 または、「コンフォール平塚前」から徒歩5分下車 |
入場料 | 一般200(140) 円、高大生100(70) 円、小中学生無料 ※( ) 内は20 名以上の団体料金 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料 ※65 歳以上の平塚市民は無料、市外在住の方は団体割引 (年齢・住所を確認できるものをご提示ください) |
営業時間 | 9:30 ~ 17:00(入場は16:30 まで) 休館日:月曜日(ただし、3/20 は開館)、3/21(火) |
イベントURL | http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2016209 |
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